『Gのレコンギスタ』(Gレコ)6話感想・レビュー。カバは縄張り意識が強い。だから母子が断絶する予感。 [富野監督関係]
さて皆さん、毎度のお運びありがとうございます。
これまでは、時系列で追っていく方式で記事を書いていましたが、今回は気になったところをピックアップする方式にしたいと思います。
同じ書き方では飽きるのでね。
あ、視聴済みの方対象です。ネタバレありですよ。
EDで示唆されていた通り、カーヒルに続いてデレンセンも、ベルに腕を組まれてどこか(っていうかあの世)へ連れて行かれた訳ですが。
こう考えるとED、やっぱりいろいろイイよね。
6話で最大の話題? 賛否両論? になったのは、まあG-セルフVSデレンセンのエルフ・ブル戦の、例のシーンですよね。
おおまかな経緯と、「本来こうだったんじゃないか」ってのは、kaito2198さんの「『ガンダム Gのレコンギスタ』第6話「強敵、デレンセン!」の欠番カットについて」を読んでらもらえればOKとして。
やっぱり分かりづらかったかなー。
ぼくはエルフ・ブル、初見では「急に壊れている状態になっている」なんて思いもしないから、「変形したのか?」と思ったんだけれど。
ただそれより問題に感じたのは、リンク先のOPと繋げた映像でも解決していないけれど、描写なしに両機の位置が変わっていることだよね。
G-セルフ視点で書くと。
最初に背後からエルフ・ブルのビームが飛んできて、それを吸収。だからベルリもコックピットの中で後ろを見る。
こんな感じ。
エルフ・ブル→Gセルフ。
ところが次のシーンでは、
Gセルフ→エルフ・ブル。
これは、分からないよー。え? ってなっちゃった。
ちょっとやっぱり、残念だったかな。
あともう1つ分からないところ、これは完全にぼくの理解力の問題だけれど。
デレンセン出撃時に、彼の行動を描くことでナットの内部構造を見せてくれたけれど、ぼくにはちょっと複雑でした…
ファンブックかムックが出たら、構造載せてほしい。
それと脇役で気になったのは、操舵士のステアですね。
このキャラについては、「ひびのたわごと」さんが書いています。
力強い声が、操舵ってポジションと合っていて、はまっているよな。富野の言っていた面白い声の人、「傑出したバイプレイヤーが誕生する」って、ステアでビンゴかなー。
コレがまた、ピッタリのセリフをあてがっているしね。
「ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ!」の声に合わせて、メガファウナの側面エンジンがボンッ、ボンッ、ボンッと同じリズムで火を噴く描写は、軽く震えてしまいました。
ラスト近くの「ヨーソロー!」は、聞いた時におまえが舵をとれィ! って歌が脳裏をよぎるの俺だけかな。ファンじゃないけれど。オマエが決めろオマエが決めろ。
あの13分以上 ある歌な。
あと、メガファウナのクルーからベルリ信頼されているなー。
「あてにしているぞ、少年」
「キャピタル・ガードのガキならできそうだけれど」
「貴様の腕は了解だ」
居場所を築きつつある…
で、ですよ。
ここまでの話題がアペリティフとアラカルト。これからがメイン。
今回一番思ったことは、「母親のウィルミットとベルリ、断絶するかもな」って予兆を読み取ったこと。
重い展開イヤだから、杞憂ならいいけれど。
以前、唐沢俊一さんが「どんなロボットアニメでも、主人公達は戦争の中心にいて描かれている。それはガンダムでも例外ではない」みたいなことを書かれていたはずで。
つまりは「戦争の行方に影響を及ぼせる位置に、主人公達はいる」「主人公達の行動が、物語中の戦いの行方を左右する」って指摘だったと思うんだけれど。
まあ今はイボルブとかあるから、この指摘が全てに当てはまるとは思わないけれど、富野アニメには有効な指摘だよね(唐沢さんだからといって、毛嫌いしないように)。
で、今回のGレコは、その傾向がさらに強い。
ベルリが海賊側に行った・キャピタル側に言わせれば「連れさられた」ことが、戦局に大きく影響している。
キャピタル側はまさにそれを口実に、武力を拡大しているわけだからね。
アムロやカミーユ、ジュドーもウッソも、戦争の「重要な1つのピース」で、それぞれの戦争に大きな影響を与えた。でもやっぱり、必要だけれど、大きなジグソーパズルのピースの1つだ。
でも今回の主人公・ベルは、ピースというより事態の中心にいる。彼を中心に、事態が動いているように見える。
で、ベルリの行動からまともに影響を受けている1人が、母親のウィルミット・ゼナムです。
今回の6話は、彼女の職場(と言っていいのか)での立場が、徐々に失われていることを繰り返し描いている。
序盤。
多数のカットシーを見て、「なんでこんなことになるんです」。
自分の管轄であるはずのキャピタル・タワーに、軍隊が我が物顔で駐留している。
それは軍隊への嫌悪というより、自分の権力が及ばない物があることへの忌避でしょう。
だから、直後のジュガン(アーミィの司令官)へのセリフは、
例えば「キャピタル・アーミィは何をやろうとしているのです」
ではなく、
「キャピタル・タワーで何をやろうとしているのです」になるんですよね。
彼女は運行長官、タワーに関してはおそらく実務のトップでしょうから、自分の頭上で話が進んでいくのが我慢ならないのです。
エルフ・ブルの発進を聞いて、ウィルミットは「はあ? 冗談でしょ!」と何処か・後から判明するけれどコントロール・ルームに走っていきます。
で、デレンセンやベッカーと会話をします。
「そちらのアンダーナットは、軍事基地になってしまっているじゃないですか」
繰り返し書いておきます。
これは、ウイルミットはハト派だとか、そんな問題ではありません。彼女にとってアーミィは、自分の場所であるタワーにいるのに、コントロールできない目障りな異物なのです。
デレンセン「長官殿! ご子息は必ず取り返して見せますから!」
そこに、ジュガンがモニターに現れます。「キャピタル・アーミィのやることに!」。音声が途切れます。
アーミィってキャピタル・ガードがスライドして結成されているから、管轄どうなっているんだろうね?
運行長官には口を出させない。でもあくまで「キャピタル・タワーの防衛」が名目なら、「キャミタル・テリトリィの軍隊」でもないのかな。首相のビルギーズはまだ姿見せないしね。
もしそうなら、文民統制できてないじゃん。だからこそ、クンパ・ルシータは調査部が重石になろう、としている気配もあるけれど。
画面に戻ります。
音声オフになりますが、ウィルミットとジュガンは口論を続けています。
で、結局ウィルミットは負けます。「デレンセン大尉、よろしくお願い致します」。
敗北です。完全な敗北。
さて、そこで、ですよ。
「地球の財産」であるキャピタル・タワーの運行長官にまで上り詰めた女性が、自分の息子を口実に職権を侵害され、地位が有名無実化し始めている。
状況は勝手に進んでいる。
この時、ウィルミットが「母親」よりキャリアウーマンとしての自分を優先させたら、息子をどう思うか?
飛び級するほどの自慢の息子だったのに、今は息子を盾に・クンパにもジュガンにも押し切られている。
ここでぼくが思い出すのは、「ウィルの性格を表すために必須」だという、運行長官の部屋に飾られていた「カバの頭の剥製」です。
カバは気性が非常に荒く、縄張り意識が強い動物だそうです。
縄張り意識が強い。
ウィルミットは、ベルリの手の傷を心配したことがありましたね。「とがめるといけない」なんて方言まで使わせた、印象深いシーンです。
『Vガンダム』を見ている方は、思い出してください。
カテジナさんも最初は優しいお姉さんで、ウッソに「怖い人にだけはならいないでね」とか言っていたんですよ。
もちろんウィルミットが、カテ公ほどおかしくなちゃうとは思わないけれど、母子の関係は断絶するかもね。
ベルはベルで「母さんは、キャピタル・アーミィのことを知らなすぎです!」なんて言っている。
母親はアーミィの現状なんか承知で、でもオマエが海賊側にいるから・強硬派に抗せないんだよ。
「とがめるといけない」なんて母親の優しさを見せたの、前フリの気がするんだよなあ。悲劇への。
あと、デザート気分で・いくつかを短く。
艦長のドニエル、ひょっとして艦長としての技量は低いんじゃね?
彼のメインの仕事は、アイーダのお目付け役ではなかろうか。
デレンセンの最後の言葉、「ベルリ生徒か…」は良かった。
彼はアーミィに所属していても、心根はガードの教官だった、ってことだよね。
ニッくんの「私には、無駄死にというチョイスはないんだ!」
名セリフだな。
後々の伏線にならなきゃいいけれど…
そして大気圏突入するG-セルフが火の鳥に包まれて!
おそらく富野にとって最後のTVシリーズ、手塚へのオマージュを表現したと邪推していいでしょうか! 富野さん。
あと今回は1箇所だけ、ちょっと気になる作画があって。
この下のシーン。
幼い顔で、ちょっと別人になっているニッくんも気になるけれど、それにも増して後ろのモブな。
なんで黒目なんだ。
さて最後。
ついに、アイーダ様がベルリを気遣った。
ベルリが知人を殺したことを、悟っていますね、アイーダ様は。まあもとはキャピタルの生徒なんだから。
横目でベルの表情を見るアイーダ様。
その後、部屋まで様子を見に来ます。
彼女は勿論、大切な人間を失った悲しみを知っています。
しかもベルは、自分で殺したのです。
アイーダにはその悲しみが理解できる。だから、ベルを気遣うこともできる。
皮肉なことに。人の死が、2人の距離を少しだけ縮めたのでした。
これまでは、時系列で追っていく方式で記事を書いていましたが、今回は気になったところをピックアップする方式にしたいと思います。
同じ書き方では飽きるのでね。
あ、視聴済みの方対象です。ネタバレありですよ。
EDで示唆されていた通り、カーヒルに続いてデレンセンも、ベルに腕を組まれてどこか(っていうかあの世)へ連れて行かれた訳ですが。
こう考えるとED、やっぱりいろいろイイよね。
6話で最大の話題? 賛否両論? になったのは、まあG-セルフVSデレンセンのエルフ・ブル戦の、例のシーンですよね。
おおまかな経緯と、「本来こうだったんじゃないか」ってのは、kaito2198さんの「『ガンダム Gのレコンギスタ』第6話「強敵、デレンセン!」の欠番カットについて」を読んでらもらえればOKとして。
やっぱり分かりづらかったかなー。
ぼくはエルフ・ブル、初見では「急に壊れている状態になっている」なんて思いもしないから、「変形したのか?」と思ったんだけれど。
ただそれより問題に感じたのは、リンク先のOPと繋げた映像でも解決していないけれど、描写なしに両機の位置が変わっていることだよね。
G-セルフ視点で書くと。
最初に背後からエルフ・ブルのビームが飛んできて、それを吸収。だからベルリもコックピットの中で後ろを見る。
こんな感じ。
エルフ・ブル→Gセルフ。
ところが次のシーンでは、
Gセルフ→エルフ・ブル。
これは、分からないよー。え? ってなっちゃった。
ちょっとやっぱり、残念だったかな。
あともう1つ分からないところ、これは完全にぼくの理解力の問題だけれど。
デレンセン出撃時に、彼の行動を描くことでナットの内部構造を見せてくれたけれど、ぼくにはちょっと複雑でした…
ファンブックかムックが出たら、構造載せてほしい。
それと脇役で気になったのは、操舵士のステアですね。
このキャラについては、「ひびのたわごと」さんが書いています。
力強い声が、操舵ってポジションと合っていて、はまっているよな。富野の言っていた面白い声の人、「傑出したバイプレイヤーが誕生する」って、ステアでビンゴかなー。
コレがまた、ピッタリのセリフをあてがっているしね。
「ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ!」の声に合わせて、メガファウナの側面エンジンがボンッ、ボンッ、ボンッと同じリズムで火を噴く描写は、軽く震えてしまいました。
ラスト近くの「ヨーソロー!」は、聞いた時におまえが舵をとれィ! って歌が脳裏をよぎるの俺だけかな。ファンじゃないけれど。オマエが決めろオマエが決めろ。
あの13分以上 ある歌な。
あと、メガファウナのクルーからベルリ信頼されているなー。
「あてにしているぞ、少年」
「キャピタル・ガードのガキならできそうだけれど」
「貴様の腕は了解だ」
居場所を築きつつある…
で、ですよ。
ここまでの話題がアペリティフとアラカルト。これからがメイン。
今回一番思ったことは、「母親のウィルミットとベルリ、断絶するかもな」って予兆を読み取ったこと。
重い展開イヤだから、杞憂ならいいけれど。
以前、唐沢俊一さんが「どんなロボットアニメでも、主人公達は戦争の中心にいて描かれている。それはガンダムでも例外ではない」みたいなことを書かれていたはずで。
つまりは「戦争の行方に影響を及ぼせる位置に、主人公達はいる」「主人公達の行動が、物語中の戦いの行方を左右する」って指摘だったと思うんだけれど。
まあ今はイボルブとかあるから、この指摘が全てに当てはまるとは思わないけれど、富野アニメには有効な指摘だよね(唐沢さんだからといって、毛嫌いしないように)。
で、今回のGレコは、その傾向がさらに強い。
ベルリが海賊側に行った・キャピタル側に言わせれば「連れさられた」ことが、戦局に大きく影響している。
キャピタル側はまさにそれを口実に、武力を拡大しているわけだからね。
アムロやカミーユ、ジュドーもウッソも、戦争の「重要な1つのピース」で、それぞれの戦争に大きな影響を与えた。でもやっぱり、必要だけれど、大きなジグソーパズルのピースの1つだ。
でも今回の主人公・ベルは、ピースというより事態の中心にいる。彼を中心に、事態が動いているように見える。
で、ベルリの行動からまともに影響を受けている1人が、母親のウィルミット・ゼナムです。
今回の6話は、彼女の職場(と言っていいのか)での立場が、徐々に失われていることを繰り返し描いている。
序盤。
多数のカットシーを見て、「なんでこんなことになるんです」。
自分の管轄であるはずのキャピタル・タワーに、軍隊が我が物顔で駐留している。
それは軍隊への嫌悪というより、自分の権力が及ばない物があることへの忌避でしょう。
だから、直後のジュガン(アーミィの司令官)へのセリフは、
例えば「キャピタル・アーミィは何をやろうとしているのです」
ではなく、
「キャピタル・タワーで何をやろうとしているのです」になるんですよね。
彼女は運行長官、タワーに関してはおそらく実務のトップでしょうから、自分の頭上で話が進んでいくのが我慢ならないのです。
エルフ・ブルの発進を聞いて、ウィルミットは「はあ? 冗談でしょ!」と何処か・後から判明するけれどコントロール・ルームに走っていきます。
で、デレンセンやベッカーと会話をします。
「そちらのアンダーナットは、軍事基地になってしまっているじゃないですか」
繰り返し書いておきます。
これは、ウイルミットはハト派だとか、そんな問題ではありません。彼女にとってアーミィは、自分の場所であるタワーにいるのに、コントロールできない目障りな異物なのです。
デレンセン「長官殿! ご子息は必ず取り返して見せますから!」
そこに、ジュガンがモニターに現れます。「キャピタル・アーミィのやることに!」。音声が途切れます。
アーミィってキャピタル・ガードがスライドして結成されているから、管轄どうなっているんだろうね?
運行長官には口を出させない。でもあくまで「キャピタル・タワーの防衛」が名目なら、「キャミタル・テリトリィの軍隊」でもないのかな。首相のビルギーズはまだ姿見せないしね。
もしそうなら、文民統制できてないじゃん。だからこそ、クンパ・ルシータは調査部が重石になろう、としている気配もあるけれど。
画面に戻ります。
音声オフになりますが、ウィルミットとジュガンは口論を続けています。
で、結局ウィルミットは負けます。「デレンセン大尉、よろしくお願い致します」。
敗北です。完全な敗北。
さて、そこで、ですよ。
「地球の財産」であるキャピタル・タワーの運行長官にまで上り詰めた女性が、自分の息子を口実に職権を侵害され、地位が有名無実化し始めている。
状況は勝手に進んでいる。
この時、ウィルミットが「母親」よりキャリアウーマンとしての自分を優先させたら、息子をどう思うか?
飛び級するほどの自慢の息子だったのに、今は息子を盾に・クンパにもジュガンにも押し切られている。
ここでぼくが思い出すのは、「ウィルの性格を表すために必須」だという、運行長官の部屋に飾られていた「カバの頭の剥製」です。
カバは気性が非常に荒く、縄張り意識が強い動物だそうです。
縄張り意識が強い。
ウィルミットは、ベルリの手の傷を心配したことがありましたね。「とがめるといけない」なんて方言まで使わせた、印象深いシーンです。
『Vガンダム』を見ている方は、思い出してください。
カテジナさんも最初は優しいお姉さんで、ウッソに「怖い人にだけはならいないでね」とか言っていたんですよ。
もちろんウィルミットが、カテ公ほどおかしくなちゃうとは思わないけれど、母子の関係は断絶するかもね。
ベルはベルで「母さんは、キャピタル・アーミィのことを知らなすぎです!」なんて言っている。
母親はアーミィの現状なんか承知で、でもオマエが海賊側にいるから・強硬派に抗せないんだよ。
「とがめるといけない」なんて母親の優しさを見せたの、前フリの気がするんだよなあ。悲劇への。
あと、デザート気分で・いくつかを短く。
艦長のドニエル、ひょっとして艦長としての技量は低いんじゃね?
彼のメインの仕事は、アイーダのお目付け役ではなかろうか。
デレンセンの最後の言葉、「ベルリ生徒か…」は良かった。
彼はアーミィに所属していても、心根はガードの教官だった、ってことだよね。
ニッくんの「私には、無駄死にというチョイスはないんだ!」
名セリフだな。
後々の伏線にならなきゃいいけれど…
そして大気圏突入するG-セルフが火の鳥に包まれて!
おそらく富野にとって最後のTVシリーズ、手塚へのオマージュを表現したと邪推していいでしょうか! 富野さん。
あと今回は1箇所だけ、ちょっと気になる作画があって。
この下のシーン。
幼い顔で、ちょっと別人になっているニッくんも気になるけれど、それにも増して後ろのモブな。
なんで黒目なんだ。
さて最後。
ついに、アイーダ様がベルリを気遣った。
ベルリが知人を殺したことを、悟っていますね、アイーダ様は。まあもとはキャピタルの生徒なんだから。
横目でベルの表情を見るアイーダ様。
その後、部屋まで様子を見に来ます。
彼女は勿論、大切な人間を失った悲しみを知っています。
しかもベルは、自分で殺したのです。
アイーダにはその悲しみが理解できる。だから、ベルを気遣うこともできる。
皮肉なことに。人の死が、2人の距離を少しだけ縮めたのでした。
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