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悩むも楽しい「80年代アニメソング総選挙」ベスト10選び [アニメ周辺・時事]





 今現在、Re:minderさんでは「80年代アニメソング総選挙」を行っています(3月10日まで)。



 リストに上がっているのは、もちろん80年代のアニソン全部ではないけれど。

 でもリストを見ていると面白くて。
 ホントはTwitter(現X)で10曲選ぶだけで良いんだけれど、ひと言添えたい! という欲求に抗えず。

 ブログに書くことにしました。

 ここから10曲選ぶの、難しいけれど楽しい。

10位『愛・おぼえていますか』

 『愛・おぼえていますか』は最初、飯島さんのアルバムを集めていた身としては、
 「愛おぼより、飯島さんの曲で好きな曲いっぱいあるからな」と思ったので除外していた(『Angel Night~天使のいる場所~』を入れなかったのも同様の理由)。
 でも「アニソン」として考えた時、「映画のコントラプンクトの代表例は、ぼくたちの世代では黒澤の『野良犬』ではなく、マクロス愛おぼだよな」と思い返していれました。
 甘いラブソングと激しい戦闘シーンの対比!

9位『空からこぼれたSTORY』

 良い曲ですよねー。
 TVの前でラジカセを置いて、録音したおじさん・おばさん「あるある」の思い出が。

8位『想い出がいっぱい』

 某音楽番組ではお馴染み、サビが「ミファミレド」の代表曲の1つ。
 この曲も、杏里さんの『CAT'S EYE』も1983年発売。
 「アニソンだけれど、歌謡曲としてもヒットした」現象は、この年が元年なのかなー、と個人的には(もちろんジュリーの劇場版ヤマトの曲とか、83年以前にもあるけれど)。

7位『炎のさだめ』

 作品にマッチして、暗い内容の歌ですよね(笑)。
 でも諦念だけではなく、そこが良い。作品観を体現しているような、理想的なOPだと思います。

6位『愛はブーメラン』

 あの内容だけれど、主題歌は王道というか、ラブコメに合った内容というか…本当に変な作品ですよね。うる星BDって。
 この曲はオリジナルもいいけれど、『えびてん』(懐かしいな)で披露された阿澄さんバージョンも好き。

5位『シ・ネ・マ』

 個人的に80年代と言えば『めぞん一刻』、『めぞん一刻』の曲と言えば斉藤さん…ではなく、ピカソなんですよね。
 かなり後年、ピカソの森さんと森雪之丞さんが兄弟と知った時はビックリした。

 今回の投票リストに入っていない『ファンタジー』も『サヨナラの素描』も良いけれど、当時、『シ・ネ・マ』が一番リピートしたかな…
 あ、『ファンタジー』のカップリングだった『濡れた瞳のピクチャー』も好きです!(ピカソのベストアルバムで聞いていたので、『ファンタジー』のCWとは長年知らなかった)

4位『鏡の中のアクトレス』、3位『ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット』

 中原めいこさん、wikiによると現在歌手活動は休止中らしいけれど、ある年代のアニメファンにとっては、この2曲で(他にもあるけれど)特別な存在になっていると思います。

 アニソンが現在のような位置ではなかったので・いまさら言っても詮無いことだけれど、今でも活動を続けていらしたら、アニソンシーンを語る際に外せないような存在になっていたかも、と夢想してしまいます。

 どちらも好きですが、曲のイントロと・ケイのシルエットの早いカットがビッタリと合っているロシアンルーレットを上位に。



2位『デリンジャー』

 前に長嶋有さんが(この場合はブルボンさんと書くべきか)、ラジオで「有名じゃない方の主題歌」を紹介していて。
 『セクシーアドベンチャー』とか『走れ正直者』とか。

 その中で、『デリンジャー』も紹介されていて。

 で、です。
 作品の感想って、もちろん個人の視聴体験に拠りますよね。

 北海道では何故か、キャッツ・アイって2期→1期の順で再放送されたことがあって、ぼくその順番で見ているんですよね。

 別に1期とか2期とか作品中にクレジットされている訳ではないから、長い間デリンジャーを「最初のシリーズOP」と勘違いしていたんですよ。

 だから、もちろん杏里さんの『CAT'S EYE』はヒット曲として知っていたけれど、キャッツ・アイのOPとしては『デリンジャー』が先で、より印象深いという個人的現象が。




1位『メロスのように -LONELY WAY- 』

 まだ西川貴教さんが今ほどメジャーじゃない頃、オールナイトニッポンを始めたばかりの頃。
 アニソン(というかロボットアニメの曲限定だっけ)を紹介するコーナーがあって、この曲をかけ終えた後、第一声で「これなんてアイドルの曲?」って笑いながら言ったんだよね(笑)。

 分かる。
 なんかアイドルソングのニュアンスある。

 まあ、そこを含めて好きなんだよなあ。
 作詞はお馴染み秋元康さん。
 作曲は『違う、そうじゃない』の中崎英也さん(奥井雅美さんの『I WAS BORN TO FALL IN LOVE』好きです)。


 『メロスのように』が1位になった…我ながら意外。
 入れたかったけれど・10曲に入れられなかった曲がたくさんあるな…

 富野作品が1曲も入っていないのは、これはもう、正常に判断できないので…
 他の曲にはない、「聞きすぎて飽きがきている」というのもあるし。

 何より富野作品を入れたら、それだけで10枠埋まってしまう。


 選ぶのやっぱり悩みつつ楽しかった。
 皆さんもどうですか。


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Anison Days(アニソンデイズ)1月5日放送分、ドリカム中村さんゲスト回の『Gのレコンギスタ』関連トーク書き起こし [富野監督関係]





BS11で毎週金曜に放送している番組「Anison Days(アニソンデイズ)」。

MCは森口博子さん、サブMCは酒井ミキオさん(コードギアスやスクライドに参加しているミュージシャン)。

1月5日の放送は、DREAMS COME TRUEの中村正人さんがゲストでした。
「中村さんが」TVで初めて劇場版『Gのレコンギスタ』の主題歌『G』を歌いましたが、関連トークもあったので、書き起こしておきます。


いつも怒っていた富野監督


中村さん「ポスター 1枚のみで楽曲を書いたので」

森口さん「え、ポスター 1枚だけで」

中村さん「(富野監督が)もう何の説明もしないから、このポスターを見て感じたのを楽曲にしてくれ」

森口さん「しかも歌い出し、いきなり『モビルスーツ』。あんなガンダム、ストレートなガンダムなかなかないですよね」

中村さん「衝撃です」

森口さん「衝撃でした」

中村さん「その点では、ちょっとガンダムファンの方にも受け入れられていただけてもらえたかなという自負はあります」

森口さん「富野監督と対談した時に、うちの奥さんがね『ドリカムがいい』って推したから、こういうことになったんだよって。後ろにポスターが貼ってあって、愛おしそうに見ながらいいよドリカムってもう推してました監督」

中村さん「そうですか? 富野監督はぼくに会う時は、いつもぼくのこと怒ってますけど(笑)」

森口さん「えー、なんでなんで」

中村さん「めちゃめちゃ怒ってるんですよ」

森口さん「えーどんな感じで」

中村さん「最初ね、デモテープをお渡しした時に、美和さんの声が聞こえないな、美和さんの声が聞こえないとか。例えば、こういうインストものを劇中に使う時はいかがですかって言ったら、それは挑戦か、受けてたとうじゃないか(と富野監督が)。なんかこう、何でもかんでも喧嘩腰になってしまうので」

一同笑い。

中村さん「でも富野監督って素晴らしいですね。天才です」

森口さん「天才ですよね」


酒井さんによる『G』解説


酒井さん「マサさんが青春の頃に聞いていた、当時のソウルファンクのニュアンスがふんだんに出ている、グルービーな楽曲ですよね。あとそう、気になったのはガンダムのGじゃないですか。この曲Eマイナーなんですけど、まあ言ってみればG(メジャー、平行調)じゃないですか。

中村さん「(ビックリ顔)おおー。…俺がそんなこと考えてるわけないじゃないですか」

酒井さん「あれ?!」

(一同笑)

中村さん「ミッキー(酒井さんのこと)すけえな!」

酒井さん「そうなんですか?」

森口さん「ぐうぜーん?」

中村さん「ぐうぜーん」

酒井さん「あえてGにしているのかと思って」

中村さん「なになになに言ってんの。打ち合わせの時言っといてよ、俺の手柄にしたのに」

酒井さん「かけてるのかなと思って」

中村さん「まさにそういうことですね(笑)」


以上です。
「それは挑戦か」は、『キングゲイナー』の時の田中公平さんとのエピソードを思い出しますね。




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