劇場版「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」 新規オーディオコメンタリー特別上映会の速攻まとめ [富野監督関係]
今日の午後9時から、バンダイチャンネルで無料放送された、BD-BOX劇場版「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」の新規オーディオコメンタリーの内容です。
あくまで趣旨なので、正確ではありません。
コメントしているのは、
板野一郎さん(アニメーター)と関田修(フロアーディレクター)さん。司会は氷川さん。
このお2人なので、作画内容がメイン。あと、やっぱりプロなのでリテイク箇所が目に付くようです。
では、ぼくが気になってメモっておいた内容です(メモっておいた文章が途中でバラバラになったので、時系列テキトーです)。
悪戯で鉄人書いたら、色指定から「鉄人何色」と問い合わせが来た。
氷川さん、ビグザムのデザインについて違和感なかったか聞く。答え・「もうザクレロから」
スレッガーのお母さんは死んでいない! あれはミライさんを落ち着かせる嘘。
戦艦爆発の描写は雨だれ見ながら思いついた。@板野さん。
富野は「オカマ」「セクハラ」?の言葉にピー入る。
当時の富野はキューブリックやペキンパーやコッポラをライバル視していた。
イデオンの「コポラ」はフランシス・コッポラから。だからよく落ちる(笑)
最初、ガンダムとキャノンだけのはずが、「ザンボット、ダイターンと同じく」というスポンサー?の要望で、短時間でガンタンクは作られた。
テキサスの最後の爆発(シャアゲルググがララァを庇うところ)、トリプルドムのバンク。
黒メガネの富野はおそらく安彦さん作。
富野は敵味方の「会わせ方」がうまい。
有名なTシャツのサンライズマークの遊びは多分安彦さん。
中村プロ作画はタッチ頑張っているからすぐ分かる。
フラミンゴのシーンとかは安彦さんの第1原画を板野さんが第2原画として清書+αしていた(劇場版BD化記念のトークショーで、板野さんが言っていた「安彦さん絵コンテ」ってそういう意味かな?)
セイラさんのシャワーシーン(『くりぃむレモン』誕生の瞬間!)で、富野が「おっぱい大きすぎる」と怒った噂あった(2人は本当はそんな反応なかった、と言っていたはず)。
シャアとキシリアの面談シーン、絵コンテでは「震えてない」と書いてある。が、画面ではシャアの手は震えている(わざと震えさせている)
キャラの腹芸は富野と安彦さんがツーカーだから。
安彦さん以外だと富野(絵コンテ)に応えられないから、富野はヒステリックになって「オマエなんか10年後にいねえぞ」とか言っちゃう。
安彦さんがリタイアした後、関田さんとか酒飲みに行っちゃうので、そのスキに(板野さんが)絵を直しちゃう。(『ガンダムを創った男たち』で描かれていた話って、このことか?)
板野さん、飲み会で「動画殺し・仕上げ殺し」と殴られた話をする(ディーンの社長って言ってた?)
ララアの叫びでスピーカー飛ぶ(藩さんすげー)。
今の演出家は付けpanとメモリpanの違いも分かっていない。
ア・バオア・クーにビグロが4機いるのは板野さんのファンサービス。
キシリアのギレン抹殺シーン、今ではTV放映できないのでは。
スタッフもおもちゃ屋に並んでガンプラ買っていた。「スタッフ割引とかない(笑)」
アムロとシャアの肉弾戦、シャアが歩きながら喋るシーンが作画大変だった。中抜きの時にガタる。
(キシリアの首が飛ぶシーン)「いらないことをやってくれたよ板野くんは、みたいな顔を富野さんもしていた」「(富野が)ペキンパーやキューブリックをライバル視しているなら、このくらいやらなきゃ」
富野さんと安彦さんはやっぱりすごい。プロになってからこそ2人の凄さを思い知らされた。
ガンダムはリアリティもすごい。でも誇張もすごい。
トメの立ちポーズ1つにしても、「そこに人がいる」感がある。
以上でした。
ぼくは、ガンダムはTVシリーズが本筋だと思っているけれど、それでも面白かったなー。2時間半あっという間だった…
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