個人的な映画ベスト50を、なるべくアニメファンにも興味を持って貰えるように書いてみた。 [その他]
さて、今回はタイトル通りです。
最初に断っておきます。昔の映画が多く並んでいるけれど、ぼくはまだ30代だから! もう後半だけど。
作品の並びは年代順です。
本当はベスト100にしたかったのですが、趣味趣向も違う見知らぬ皆さんに薦めるのに。
できれば「100本見た内の1本」、最低でも「50本見た内の1本」くらいにはしたいじゃないですか。
でもベスト100にしたら、1万本~5千本見ていないと駄目ってことになるでしょ? それは無理。
だからベスト50にしました。どの作品を削るか、悩ましいけど楽しい作業でした。
では、どうぞ。読んでいただけると嬉しいです。
そして、ちょっと気になって、1本でもレンタルとかして見てくれたら、もっと嬉しいです。
1.キッド(1921年)
チャップリン。一見ハッピーエンドのように思えて、一抹の不安がよぎるラストがいい。
2.M(1931年)
フリッツ・ラングの傑作犯罪映画。チョークで「M」(Morder=殺人者)の印を背中につけられた連続殺人犯が追い詰められていく。
3.ニノチカ(1939年)
この映画については過去に書きました。
ツンデレ好きは是非見て下さい。
4.駅馬車(1939年)
問答無用で面白いが、「映画ファンを気取りたい」人間が、『駅馬車』や『ローマの休日』をあげる勇気を評価してほしい。褒めて!
「俺漫画好きなんだよねー」
「へー。オススメなに?」
「うーん、ワンピースかなー。あとスラムダンク?」っていう奴をどう思う? いや、別にいいけど。
5.レベッカ(1940年)
ヒッチコックがアメリカに渡って初めて作った映画。
キャリア晩年の『フレンジー』『ファミリー・プロット』はやや落ちるが、ヒッチコックはどれも面白い。
6.ヒズ・ガール・フライデー(1940年)
『或る夜の出来事』(1934年。エヴァファンにはお馴染み、「ジェリコの壁よ!」ってやつですね)から始まったとされるジャンル「スクリューボール・コメディ」の中から1作と思い、『赤ちゃん教育』と迷ってこちらにした。
昔、カミさんがこの映画をみて「女性をバカにしている」と怒っていて、確かにそうかも、と思う点もある。
アニメにはラブコメがイヤってほどあるのに、速いテンポの会話が魅力のスクリューボール・コメディは無いような気がする。声優さんの演技合戦も楽しめるし、そんなアニメがあったら人気が出そうな気もするが。
7.姿三四郎(1943年)
アニメファンの肌に一番合う黒澤映画が、おそらくこの作品では。
主人公の挫折、必殺技の開発、そしてラストの一騎打ちと、「ロボットアニメか!」とツッコミたくなるほど。特に敵キャラ「檜垣源之助」のキャラのたち方は絶品。
フィルムに欠損部分があるのが難点・残念。
8.赤い河(1948年)
西部劇の傑作。
スクリューボール・コメディからギャング映画、そして西部劇までこなす監督ハワード・ホークスはただただ圧倒的。
9.ジェニーの肖像(1948年)
この映画についても、過去に書いた。
『機動警察パトレイバー』第2期OVAシリーズ「雪のロンド」の下敷きになっている作品。
この作品はラブロマンスではなく、芸術家が「一生をかけるに値するテーマを見つける」作品。ラブロマンスとしては、つまらない。
ぼくのオールタイムベスト映画NO.3。
10.ドイツ零年(1948年)
イタリアンネオレアリスモの中から選んだ1作。
真面目なこと書いちゃうと、今の時代、同じロッセリーニなら『無防備都市』よりこの作品が多くの人の目に触れてほしいと思う。
11.晩春(1949年)
この後も『早春』『東京暮色』『彼岸花』『お早う』と名作を連発し続ける小津安二郎の佳品。
「中流家庭のさざ波を描く」小津テイストは、「何でもない女子高生の日常を描く」アニメが受け継いでいる、と書いたらバカにされるかな? でも、映画評論家はこんなこと書かないでしょ。
もし、小津作品を未見のアニメファンがいたら、『けいおん!』を見るのと同じスタンスで、試しに見てほしい。「時間損した」とは思わないはずだから。
12.お茶漬けの味(1952年)
上記11と同じく、小津作品。
小津には似たようなタイトルの『秋刀魚の味』もあるが、こちらの方がぼくの好み。
13.西鶴一代女(1952年)
女が堕ちていく様を冷徹に描いた作品。監督の溝口健二って、女性がよほど嫌いなのかな、と思ってしまう。
「萌え」を実写映画が表現しきれないように、この冷徹さはアニメでは表現できないだろう。
14.ローマの休日(1953年)
勝手な印象ですが、インテリゲンチアはどうも『ローマの休日』より『昼下がりの情事』を推す傾向があるように思います。
本当に、勝手な思い込みですが。
しかしオードリー作品は、やはりこれ。愛しのシーラ・ラパーナ様のモデルだし。貴重な笠原弘子さん吹き替え版に「えっ?」と思ったのも、今となってはいい思い出。
15.東京物語(1953年)
小津の傑作中の傑作。ぼくの邦画NO.1。
ぼくは『イデオン 発動篇』を盲目的に信奉しているが、それでもこの作品だけは抜けない。
「老夫婦が息子達の家を訪れる」、ただそれだけの物語。
殺人が起きなくても、ハラハラドキドキの展開がなくても、物語は成り立つのだ!
16.晩菊(1954年)
日本映画を代表する監督でありながら、黒澤・小津・溝口に比べて知名度が劣っている感のある成瀬巳喜男。
しかしTSUTAYAなどでも作品群は並んでおり、主な作品は容易く視聴できる。『晩菊』は、かつて芸者だった女性の哀切を描いた作品。
17.フレンチ・カンカン(1954年)
「何かを作りたかったのに作れなかった人間・それで無名のライターになって、こんなブログを書いている人間」のぼくにとって、眩し過ぎる映画。
クリエイターを目指している若者には、是非見て欲しい。
18.夏の夜は三たび微笑む(1955年)
ベルイマン作品。ベルイマンというと、「神の不在」とか小難しいテーマがつきまとうが、正直そんなのどうでもいい。
カットの1つひとつが完璧にトリミングされた写真のような、その美しい画面に見とれて欲しい。
だからベルイマン作品の中では唯一? 気軽に見れるラブ・コメディの当作品を入れた。もしその画面の美しさにホレボレしたなら、『処女の泉』や『野いちご』などの有名な作品に進んでほしいです。
19.洲崎パラダイス 赤信号(1956年)
『幕末太陽傳』で有名な川島雄三監督の作品。『幕末太陽傳』もいいが、こちらはもっと良い。
金も仕事もない男女が、戦後の赤線地帯で生きていく様子を描く。こう書くと暗い映画みたいに思われるかもしれないが、そんなことはありません。肩の力を抜いて視聴できます。
20.上流社会(1956年)
基本的に、ぼくはミュージカルが分からない人間。そんなぼくにも分かる『雨に唄えば』『バンド・ワゴン』との3択で、この作品に。
グレース・ケリーは古今東西一番美しい「ブロンドさん」では。
21.鉄道員(1956年)
ぼくの、永遠の、洋画NO.1作品。
それまで何回も見ているはずなのに、劇場でリバイバル上映を見た際にやっぱり泣いてしまった。
好き過ぎて短い文章では説明できない。
22.抵抗(1956年)
ロベール・ブレッソン監督作品。脱獄もので、スプーン1本で穴を掘り続けるシーンが忘れられない。
18のベルイマン作品と同じく、ブレッソンならではの「画面からにじみ出てくる緊迫感」をご堪能いただけたら。
23.あらくれ(1957年)
成瀬の代表作は『浮雲』。しかし内容が暗すぎる。
現代に必要なのは、生きる力・したたかさ・活力が溢れている『あらくれ』だと思う。成瀬生誕100周年のブーム? の際に、この作品がパッケージ化されなかったのは不思議。
24.幕末太陽傳(1957年)
去年だっけ? リマスター版が劇場公開されたし、見ている方も多いのでは。
話の元になる落語は知っておきたいところが、ややマイナス点。
25.情婦(1957年)
なんか「名作」ってことになっているけれど、実際に見るとそんなに良いか? という作品が、皆さんあると思います。ぼくにとっては『市民ケーン』『アラビアのロレンス』なんかがそう。
そしてビリー・ワイルダー×シャーリー・マクレーンの2作も。
ワイルダー作品で感心し唸ってしまうのは『情婦』。ミステリー映画のナンバー1だと思う。
戸田奈津子さんは2時間内にまとめるワイルダーの手腕を、小林信彦さんは弁護士役のチャールズ・ロートンの演技を褒めていた。
ディートリッヒ56歳の美しさは驚異的。ただ作品名だけは、原題も邦題も残念。
26.張込み(1958年)
松本清張原作。単純に、面白い。
27.独立愚連隊(1959年)
岡本喜八というと、エヴァが受けた影響を思い出すアニメファンも多いだろう。戦場を舞台にした活劇で、純粋な娯楽作品として楽しめる。
28.北北西に進路を取れ(1959年)
ぼくが初めて見たヒッチコック作品で、「こんなに面白い映画があるのか!」と衝撃を受けた。
合成シーンが「ちゃちい」のは、ご愛嬌。
29.噂の二人(1961年)
『ローマの休日』と同じワイラー×オードリー作品なのだが、なぜかマイナー。
レズの疑いをかけられた少女を、オードリーとシャーリー・マクレーンが演じる。
30.天国と地獄(1963年)
『七人の侍』って、ちょっとアンタッチャブルな所がない? 例えこんな個人ブログでも批判しづらいって言うか。
でさ。
あのー、ぶっちゃけ、退屈じゃない? 7人が揃うまで。クライマックスは面白いよ、もちろん。
でもそれまでが饒舌な気がします。ぼくは。
そんな訳で黒澤のベストは『天国と地獄』。話が始まったら最後、終るまで視聴者を離さない。
31.宮本武蔵 般若峠の血斗(1964年)
今では宮本武蔵といえば『バガボンド』だが、『飢餓海峡』の内田吐夢が監督したこのシリーズも抜群に面白い。
どの作品でもいいのだが、ラストの宝蔵院との殺陣が格好いい本作にしました。
戦いの無常を描く番外編(VS宍戸梅軒)もいい。
32.日本のいちばん長い日(1967年)
岡本喜八。
この作品を見ると、「ガンダムでも『協定が結ばれた』とかナレーションが入って1年戦争が終るけど、そんなに簡単には終結しないよな」と空想の翼が羽ばたく。
33.俺たちに明日はない(1967年)
短い煌めき「アメリカン・ニューシネマ」の始まり。
34.ロシュフォールの恋人たち(1967年)
恋、ダンス、歌、鮮やかな色調の画面。
全てプラスのイメージの中に、「エッセンスとして」入る殺人のニュース。
けれども見終わった後に明るくなれる、陽気な映画。
35.斬る(1968年)
この映画の仲代達矢が、パトレイバーの後藤隊長のモデル。
ただただ面白い。
36.地獄に堕ちた勇者ども(1969年)
美しいセット、ホモ、そしてデカダンス。
ビスコンティの最高傑作。
37.明日に向って撃て!(1969年)
アメリカン・ニューシネマの傑作で、西部劇の傑作で、バディものの傑作。
ついでながら、日本アニメにおいて「男同士のバディもの」は長らく不毛地帯だったのだが、そこにスッと入ってきたのがタイバニなのです。コロンブスの卵的なことなのです。
38.スティング(1973年)
「騙す」ことを目的にした名作。
アニメ『喰霊-零-』の初回ラストに「やられた!」と快感を覚えた人は是非。あれだよ、皆殺しになる映画ってことじゃないよ。
39.離愁(1973年)
高校生の頃、粋がってゴダールとかを見て、刹那的な物語に麻痺していた時分に見た恋愛映画。
だから、衝撃を受けた。今見たらどう思うかは、分からないが。
40.映画に愛を込めて アメリカの夜(1973年)
ゴダールが批判しようとも、映画愛に溢れた名作。
トリュフォーといえば『大人は分かってくれない』でも『突然炎のごとく』でもなく、これだと思うがなあ。
41.スター・ウォーズ(1977年)
説明不要ですね。
『逆襲のシャア』の特番でスター・ウォーズの編集風景が紹介され、スタッフの1人が「作業の時にいつもガンダムを見ているよ」とコメントしていた。
42.ルパン三世 カリオストロの城(1979年)
アニメルパンのファーストシリーズが好きな人は、おそらくこの作品が嫌いなのではないだろうか。
「ルパン」ではなく、「宮崎駿」の作品。
しかし物語の換骨奪胎は、宮崎も富野も押井もしたことで、これをしないと日本のアニメ界では巨匠になれないようです。
43.伝説巨神イデオン発動篇(1982年)
「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)(初回限定版)
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
このアニメについて言うことはいつも同じ。
「独立した映画として成立していない」「ラストの思想がやばい」「狂っている」などなど、全ての批判を認めたうえで、わたし個人はアニメ界の極北に輝く傑作だと思っている。
44.うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年)
アニメ好きとして、この作品がオタクシーンに投じた波紋の大きさは無視できない。
昔どこかの掲示板で、この作品のアニメ史における意味をどうしても理解できない若者がいて、まあそいつがバカだったのかも知れないが、ジェネレーションギャップを痛感した。
45.超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年)
ラストシーンのアイディア「甘ったるいラブソングを流しながら激しい戦闘」は、コントラプンクトの応用なのだろうが、ここまでギャップの激しい作品は見たことがない。
あのシーンは、もっと評価されてもいいのでは。
46.天空の城ラピュタ(1986年)
さて。アニメばかりが続く。80年代の邦画界は、アニメの時代の到来である。
『ラピュタ』は繰り返しの視聴に耐える名作。
「さらわれた女の子を取り返す」、それが宮崎アニメの骨子であり、全て。余計な思想をまとっていないので、『ラピュタ』が一番良い。
47.アンタッチャブル(1987年)
禁酒法時代を舞台にした映画はたくさんあるが、一番面白かった1本。
48.恋人達の予感(1989年)
「男女間の友情は成立するか」というクソみてーなテーマを、魅力たっぷりに仕上げたロブ・ライナーの力技。
メグ・ライアンはこの映画によって女優としての幅が狭まってしまった感もあるが、やはりレストランで喘ぎ声を出すシーンはみもの。
今の若い声優さんが吹き替えを担当したら、オタクどもが騒ぎ出すこと間違いなしであろう。どなたかやってくれないかしら。
49.櫻の園(1990年)
原作は少女漫画。「若さ」が詰まった、まばゆい映画。
我が富野由悠季もこの映画をベスト10に入れており、ちょっと驚いた。
後年、同じ監督がリメイクしているが、怖くて見ていない。
50.カティンの森(2007年)
巨匠アンジェイ・ワイダ81歳の時の作品。
ワイダと言えば『灰とダイヤモンド』(1958年)で決まりなんだろうけれど、老齢にして自身のキャリアハイに迫る作品を作った事実に感動する。
富野由悠季なんてまだ71歳。どんどん作って欲しい。
おおー、ありがたい記事。『晩春』いいですよね。
観てない作品も多いので、今後の映画鑑賞の参考にさせて頂きます。
自分がアニメファンにお薦めするとしたら、『アマルコルド』『ゲームの規則』『仁義なき戦い』あたりが良さそうかなと思います。
『ビューティフル・ドリーマー』は最も好きなアニメ作品の一つなのですが、リアルタイムで見てたわけではないので、当時の衝撃度が実感として分からないのが残念なような悔しいような。DVDではカットされてるシーンもあるらしいし…
by グリーン (2012-05-25 00:32)
グリーンさん、コメントありがとうございます。
『アマルコルド』と『ゲームの規則』は未見です。フェリーニのものは、BSなどで放送される際には見るようにしているので、この先見る機会があるかも。『仁義なき戦い』は面白いですが、モノホンのヤクザさんをモデルにしているので、スタッフ陣・特に脚本の苦労が偲ばれますよね(笑)。
『ビューティフル・ドリーマー』はぼくも劇場で見たわけではないので、バッチリリアルタイムというわけではありませんが、それでもアニメ誌などで話題になっていた記憶があります。
by 坂井哲也 (2012-05-25 12:24)
どんな映画が好きか?
というのはとても興味があるし、楽しいです。
僕も大好きな作品がいっぱいです。
ホントにアニメだけじゃなく、こういう映画をお若い頃に時間があるときに、大きなスクリーンで沢山観て欲しいと思います。
「午前十時の映画祭」は良い機会でした。
今はあまりにも情報量が多過ぎたり、価値観が多様化し過ぎて、
過去の名作といってもどれを観ていいか分かりにくいですから。
岡本喜八、成瀬巳喜男、川島雄三、いいですよね。
大好きです。
増村保造もイイですよね。
「青空娘」「妻は告白する」「夫は見た」「清作の妻」「偽大学生」とか若尾文子とのコンビはどれも凄いです。
他には山下耕筰の「関の弥太っペ」「博打打ち/総長賭博」、山中貞雄の「人情紙風船」とか。
スクリューボールコメディではスタージェスの「レディ イヴ」「結婚五年目」も最高ですね。
ホークスなら「教授と美女」も凄いです。
市川崑の「結婚行進曲」も和製スクリューボールコメディでしょう。
最近のアニメでは「河童のクゥと夏休み」が好きでした。
50本じゃ足りないですよね。
「ゲームの規則」僕も好きです。
これを見ると「去年、マリエンバートで」を何故か連想します。
「ジェニーの肖像」「カティンの森」は知りませんでした。観たいと思います。
by 都市色 (2012-05-26 03:13)
都市色さん、NICEとコメントありがとうございます。
本当に、映画は若い頃に見た方がいいかもしれません。感性の問題ではなく、仕事とかで精神的に疲れてくると、重い映画を見るのが億劫になる(笑)。
例えば山中貞雄の『人情紙風船』と『河内山宗俊』は2~3年間ハードディスクに録画したままで未見です。『丹下左膳余話 百萬両の壺』 はすんなり見れたのに。
増村保造は、名前はもちろん以前から知っていましたが、去年初めて見ました。若尾文子エロかったです。
『レディイヴ』は50本に入れようか、ちょっと迷いました。
ベスト50を選ぶのは、結構楽しかったですよ。我ながら発見があったり。「俺、実は岡本喜八が結構好きなんだな」とか(笑)。個人ブログなのに、人目を気にしたり。「ゴダール入れたらスカしていると思われるからやめよう」「駅馬車入れるのちょっと恥ずかしいな」
ぼくは多分、都市色さんより鑑賞量が少ないので、50本くらいでちょうど良かったかもしれません。50本60本くらいなら、まだ「削る作業」をして選べました。
コメントをいただいた2人とも勧めてくれたので、『ゲームの規則』見てみます。
by 坂井哲也 (2012-05-26 10:25)
サンフランシスコの映画が一つもない気がします.....
by サンフランシスコ人 (2016-05-12 03:26)