【ダンバインファンの皆さんへ】誰がトカマクを殺したか [富野監督関係]
「誰がリムルを殺したか」
誰が殺した リムル・ルフトを
それは私よ ルーザがそう言った
私の腕で 私の鉛で
私が殺した 娘のリムルを
誰が見つけた 死んだのを見つけた
それは俺だよ ニーがそう言った
私の眼で 小さな眼で
私が見つけた その死骸見つけた
誰が取ったか その血を取ったか
それは私よ レムルがそう言った
私の体に 小さな体に
私が取ったよ その血を取ったよ
見ー立ーてーさーつじーんだー。
はい、今晩は。
えー、最近意欲的。アクセス数が上がると、やっぱやる気出るな。
さて現在、馬鹿馬鹿しくも手間のかかる記事を書くため、『ダンバイン』全話を見返しています。
その中で、おや? と思ったことがあるのです。
その呆気なさでファンにはお馴染み、トカマク・ロブスキーさんを撃墜したのは誰なのか? ということです。
信頼度100%、いい歳ぶっこいた大人にも「wikiに書いてありました」(ぼくの最近のお気に入り言葉)と言わしめるウィキペディアには、「マーベル・フローズンの乗るダーナ・オシーに撃墜され物語の開始早々に死亡した」と書いてあります。
しかもwikiだけではなく、『聖戦士ダンバイン大全』にも「初戦でマーベル・フローズンの駆るダーナ・オシーに撃墜されてしまった。」と書かれています。(48ページ)
そうか、トカマクはマーベルに落とされたんだ。
ところが、です。ネット上には、「ニーに落とされた」と書いているサイトがあります。
しかも。『聖戦士ダンバイン ノスタルジア』にも「トカマクはニーに撃墜された」とあります(19ページ)。
おっと。
どっちが正解だい?
ここからは想像ですが、どちらの書籍でも、作る際にはサンライズから資料が渡されていたと思うんですよね。
ただトカマクを撃墜したのが誰かは、設定書に書かれていない。
だからライターさんは、実際の映像を見て判断した。そう推測します。
そして『聖戦士ダンバイン大全』のライターさんは「マーベルが撃墜した」と思い、『聖戦士ダンバイン ノスタルジア』のライターさんは「ニーが落とした」と思った。
うーん、つまりね。映像自体が、そういうことなんです。
ぼく、ブログでキャプチャ画像を使ったことはほとんどないのですが、今回は画像がないと分かりづらいので、やむを得ず貼ります。
では、見てみましょう。
まずニーが出現します。

ニーはショウのダンバインに向かって狙撃した後(ショウはかわす)、トカマクダンバインの脇を掠めて斜めに降下していきます。それが下の画。

そしてトッドのカットとセリフが入った後、トカマクさんに死の前兆が訪れます。

ミサイルが下から来ています。
ニーがショウを狙撃した時、銃身から大きな空薬莢が出る描写があるので、ニーが持っていた銃は大経口だと予測できます。
この程度の大きさのミサイルも、ありえます。
ニーは下降していったので、画面には映っていませんが、反転して下方から狙撃したのではないか、と想像する視聴者はいるでしょう。
そしてこの後ダーナ・オシーが、落ちていくトカマクダンバインと入れ違いに、下から上へと移動してきます(画面下)。

下方から狙撃したダーナが、そのまま上昇してきたと解釈することができます。
ただねー。
実際に映像を見ると、ダーナはただ上昇するだけで他のアクションは何もしていないので、直前に攻撃をしていたってのが、ちょっと連想しづらいんですよ。
トカマク被弾からダーナが画面に入ってくるまでのタイミングが早いので、もしマーベルがミサイルを撃ったのなら、なんか射撃の体勢になっていると思うんですよね。
でもそんな姿勢じゃないんですよ、ダーナ・オシー。
少なくともぼくには、ダーナ・オシーが撃墜したようには見えませんでした。かと言ってニー、というのもちょっと微妙なんですが。
まあ素直に見れば、マーベル説を取る人の方が多いのかな。
ニーが下方に移動していなかったら、少なくとも「ニーが撃墜した」とは思わないはず。弾道が違うから。
マーベルが落としたとするなら、ダーナの動きにワンアクション入れてほしかった。ちょっとでいいから。
つまり、トカマクを殺したのは誰か、「画面では特定できない」がぼくの答えです。
ぼくがムックのライターだったら、トカマクが誰に撃墜されたか、書きませんね。その話題自体を、華麗にスルーします。
君子危うきに近寄らず。はっきり確認できないことは、書かないに限る。
まあ多分、疑問を持たずに「マーベルが撃墜した」「ニーが撃墜した」と解釈したからこそ書いたのでしょうけど。
やっぱりちょっと、画面上の情報が不親切な気がします。
しかし設定もあやふやだし、聖戦士なのに不憫だなあ。トカマク。
※コミック版での情報が寄せられているので、コメント欄もお読みください。
富野を知るにはこれを買え
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ツイッターはこちら。
誰が殺した リムル・ルフトを
それは私よ ルーザがそう言った
私の腕で 私の鉛で
私が殺した 娘のリムルを
誰が見つけた 死んだのを見つけた
それは俺だよ ニーがそう言った
私の眼で 小さな眼で
私が見つけた その死骸見つけた
誰が取ったか その血を取ったか
それは私よ レムルがそう言った
私の体に 小さな体に
私が取ったよ その血を取ったよ
見ー立ーてーさーつじーんだー。
はい、今晩は。
えー、最近意欲的。アクセス数が上がると、やっぱやる気出るな。
さて現在、馬鹿馬鹿しくも手間のかかる記事を書くため、『ダンバイン』全話を見返しています。
その中で、おや? と思ったことがあるのです。
その呆気なさでファンにはお馴染み、トカマク・ロブスキーさんを撃墜したのは誰なのか? ということです。
信頼度100%、いい歳ぶっこいた大人にも「wikiに書いてありました」(ぼくの最近のお気に入り言葉)と言わしめるウィキペディアには、「マーベル・フローズンの乗るダーナ・オシーに撃墜され物語の開始早々に死亡した」と書いてあります。
しかもwikiだけではなく、『聖戦士ダンバイン大全』にも「初戦でマーベル・フローズンの駆るダーナ・オシーに撃墜されてしまった。」と書かれています。(48ページ)
そうか、トカマクはマーベルに落とされたんだ。
ところが、です。ネット上には、「ニーに落とされた」と書いているサイトがあります。
しかも。『聖戦士ダンバイン ノスタルジア』にも「トカマクはニーに撃墜された」とあります(19ページ)。
おっと。
どっちが正解だい?
ここからは想像ですが、どちらの書籍でも、作る際にはサンライズから資料が渡されていたと思うんですよね。
ただトカマクを撃墜したのが誰かは、設定書に書かれていない。
だからライターさんは、実際の映像を見て判断した。そう推測します。
そして『聖戦士ダンバイン大全』のライターさんは「マーベルが撃墜した」と思い、『聖戦士ダンバイン ノスタルジア』のライターさんは「ニーが落とした」と思った。
うーん、つまりね。映像自体が、そういうことなんです。
ぼく、ブログでキャプチャ画像を使ったことはほとんどないのですが、今回は画像がないと分かりづらいので、やむを得ず貼ります。
では、見てみましょう。
まずニーが出現します。

ニーはショウのダンバインに向かって狙撃した後(ショウはかわす)、トカマクダンバインの脇を掠めて斜めに降下していきます。それが下の画。

そしてトッドのカットとセリフが入った後、トカマクさんに死の前兆が訪れます。

ミサイルが下から来ています。
ニーがショウを狙撃した時、銃身から大きな空薬莢が出る描写があるので、ニーが持っていた銃は大経口だと予測できます。
この程度の大きさのミサイルも、ありえます。
ニーは下降していったので、画面には映っていませんが、反転して下方から狙撃したのではないか、と想像する視聴者はいるでしょう。
そしてこの後ダーナ・オシーが、落ちていくトカマクダンバインと入れ違いに、下から上へと移動してきます(画面下)。

下方から狙撃したダーナが、そのまま上昇してきたと解釈することができます。
ただねー。
実際に映像を見ると、ダーナはただ上昇するだけで他のアクションは何もしていないので、直前に攻撃をしていたってのが、ちょっと連想しづらいんですよ。
トカマク被弾からダーナが画面に入ってくるまでのタイミングが早いので、もしマーベルがミサイルを撃ったのなら、なんか射撃の体勢になっていると思うんですよね。
でもそんな姿勢じゃないんですよ、ダーナ・オシー。
少なくともぼくには、ダーナ・オシーが撃墜したようには見えませんでした。かと言ってニー、というのもちょっと微妙なんですが。
まあ素直に見れば、マーベル説を取る人の方が多いのかな。
ニーが下方に移動していなかったら、少なくとも「ニーが撃墜した」とは思わないはず。弾道が違うから。
マーベルが落としたとするなら、ダーナの動きにワンアクション入れてほしかった。ちょっとでいいから。
つまり、トカマクを殺したのは誰か、「画面では特定できない」がぼくの答えです。
ぼくがムックのライターだったら、トカマクが誰に撃墜されたか、書きませんね。その話題自体を、華麗にスルーします。
君子危うきに近寄らず。はっきり確認できないことは、書かないに限る。
まあ多分、疑問を持たずに「マーベルが撃墜した」「ニーが撃墜した」と解釈したからこそ書いたのでしょうけど。
やっぱりちょっと、画面上の情報が不親切な気がします。
しかし設定もあやふやだし、聖戦士なのに不憫だなあ。トカマク。
※コミック版での情報が寄せられているので、コメント欄もお読みください。
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SUNRISE ART WORKS/聖戦士ダンバイン TVシリーズ
- 作者: サンライズ
- 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
- 発売日: 2012/02/28
- メディア: 大型本

重戦機エルガイム リアルロボットレボリューション 1/100 エルガイムMk-2
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
こんにちは。ダンバイン放送当時にコミックボンボンで連載されていたコミックでは、第一話でニーに撃墜されていました。
人の持つライフルでロボットが撃墜されていたことに軽くショックを受けましたね。あ、弱いんだって。
by pune (2012-03-15 01:23)
puneさん、コメントありがとうございます。
ボンボンの漫画版、読んだことないですが面白そうですね(色々な意味で)。
コミックではニーが撃墜ですか。しかもライフルで。やっぱりアニメ版もニーが撃墜、のつもりで演出しているんですかね。
装甲が弱いのは、多分トカマクのオーラ力のせいだと思います(笑)
by 坂井哲也 (2012-03-15 01:40)
都市色さん、niceありがとうございました。
by 坂井哲也 (2012-03-21 11:01)