どうして「夢の話」はつまらないのか [その他]
福満しげゆきさんの漫画が週間少年マガジンに載っているうううううう。
ビックリしました。
ぼくが福満さんを知ったのは『僕の小規模な生活』からなので新参者ですが、それでも嬉しいものです。
もっとマイナーな頃から知っている愛読者には、嬉しいような・寂しいようなって感じでしょうかね。
サクセスストーリーを間近で見ているような。
モーニングで期間限定連載、みたいな扱いから始まってあれよあれよと連載がのび、今は休載していますけど再開するようだし、その間に週間マガジンに掲載! 一歩と同じ雑誌に載ってるぞ! まるで夢のようです。
夢というと、こんな嬉しい「夢のような話」は結構ですが、本当の夢の話、あれはいけませんな。
ここからはぼくの持論ではなく、昔ラジオで聞いた専門家の話。
面白い話、ってのは聞いている人が分かるように、順序だてて論理的に話して納得してもらえるからこそ、面白い箇所でどっと笑えるわけです。
ところが夢ってのは、もともとが順序だっているものではないから、夢を見た当人は面白くても、聞いている方には話の繋がりがなく全く面白くないわけです。
あの、話がつまらない奴っているでしょう。
話し終わる前に自分で笑ったり、こちらが知らない人間の名前を当然のように出して、話をすすめる奴です。あれと同じ状態になるわけですね。
だから、もし周りにあなたの夢の話を黙って聞いてくれる優しい人がいたら、大事にしましょう。
さてここで、ぼくが先日見た夢の話をします。ありがとうみんな。最後まで読んでくれるんだから、優しいね。
前回のこのブログで、寝る直前までラジオのことについて書いていたせいか、夢の中に伊集院光が出てきました。
長年リスナーですが、夢に出てきたのは初めてです。
で、ぼくはインタビュアーでした。
ぼくはライターが仕事なので、まあ夢の中でも現実を引きずっていますね。
伊集院を前にして、ぼくは興奮と緊張で胸がドキドキ、バクバクしながらインタビューを進めました。
詳細は覚えていませんが、順調にいきました。
必要なインタビューが全て終わった後、ぼくは言いました。
「伊集院さんの長年のファンなので、最後に、オフレコで聞きたいことがあります。
伊集院さんは立川談志師匠が好きですよね。それは知っています。しかし、同時代の名人だった志ん朝については、どう思っていますか。
かつて落語家であり、落語が好きだった伊集院さんにお聞きしたいんです。志ん朝師匠には、どんなイメージをお持ちですか」
伊集院さんは真剣に答えてくれました。
ここで目が覚めたのですが、残念なことに、伊集院さんがどんな答えをくれたのか、全く忘れてしまいました。
惜しいなあ。夢とはいえ、けっこう興味深いことを言っていたような気がするのだが。
どうして忘れてしまったんだろう。
そうか。
興奮で胸がバク、バクって言ってたから、夢を喰ッちまいやがったんだ。
はい、お後がよろしいようで。
なに? 今日の文章は。知らねえよ。仕方ないだろ、頭に浮かんだんだから。
ビックリしました。
ぼくが福満さんを知ったのは『僕の小規模な生活』からなので新参者ですが、それでも嬉しいものです。
もっとマイナーな頃から知っている愛読者には、嬉しいような・寂しいようなって感じでしょうかね。
サクセスストーリーを間近で見ているような。
モーニングで期間限定連載、みたいな扱いから始まってあれよあれよと連載がのび、今は休載していますけど再開するようだし、その間に週間マガジンに掲載! 一歩と同じ雑誌に載ってるぞ! まるで夢のようです。
夢というと、こんな嬉しい「夢のような話」は結構ですが、本当の夢の話、あれはいけませんな。
ここからはぼくの持論ではなく、昔ラジオで聞いた専門家の話。
面白い話、ってのは聞いている人が分かるように、順序だてて論理的に話して納得してもらえるからこそ、面白い箇所でどっと笑えるわけです。
ところが夢ってのは、もともとが順序だっているものではないから、夢を見た当人は面白くても、聞いている方には話の繋がりがなく全く面白くないわけです。
あの、話がつまらない奴っているでしょう。
話し終わる前に自分で笑ったり、こちらが知らない人間の名前を当然のように出して、話をすすめる奴です。あれと同じ状態になるわけですね。
だから、もし周りにあなたの夢の話を黙って聞いてくれる優しい人がいたら、大事にしましょう。
さてここで、ぼくが先日見た夢の話をします。ありがとうみんな。最後まで読んでくれるんだから、優しいね。
前回のこのブログで、寝る直前までラジオのことについて書いていたせいか、夢の中に伊集院光が出てきました。
長年リスナーですが、夢に出てきたのは初めてです。
で、ぼくはインタビュアーでした。
ぼくはライターが仕事なので、まあ夢の中でも現実を引きずっていますね。
伊集院を前にして、ぼくは興奮と緊張で胸がドキドキ、バクバクしながらインタビューを進めました。
詳細は覚えていませんが、順調にいきました。
必要なインタビューが全て終わった後、ぼくは言いました。
「伊集院さんの長年のファンなので、最後に、オフレコで聞きたいことがあります。
伊集院さんは立川談志師匠が好きですよね。それは知っています。しかし、同時代の名人だった志ん朝については、どう思っていますか。
かつて落語家であり、落語が好きだった伊集院さんにお聞きしたいんです。志ん朝師匠には、どんなイメージをお持ちですか」
伊集院さんは真剣に答えてくれました。
ここで目が覚めたのですが、残念なことに、伊集院さんがどんな答えをくれたのか、全く忘れてしまいました。
惜しいなあ。夢とはいえ、けっこう興味深いことを言っていたような気がするのだが。
どうして忘れてしまったんだろう。
そうか。
興奮で胸がバク、バクって言ってたから、夢を喰ッちまいやがったんだ。
はい、お後がよろしいようで。
なに? 今日の文章は。知らねえよ。仕方ないだろ、頭に浮かんだんだから。
うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス)
- 作者: 福満 しげゆき
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: コミック
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