たぶん最速? ニコ生に富野出演、主な発言内容ザックリと。『アイアン・スカイ』監督と対談 [富野監督関係]
さて、富野が『アイアン・スカイ』の監督と、ニコ生で対談したのですが。
その、主な発言内容です。走り書きなので、当然言葉使いは違います。主旨です。
『アイアン・スカイ』はナチを題材にしている、という流れから。司会者が、
Q.ジオンやザンスカールはナチを想起させるが意識していたか?
富野はちょっとうなって、「迂闊には答えられない」。
富野。ナチとは別に。
(映画が描いているテーマに)人種問題がある。(映画を見て)冒頭5分くらいで、エンドまでいかないんじゃないかと恐れた。
(それなのに)映画としてまとまっているのは、SFだから。問題提起をしている。あからさまにやってくれる映画は久々に出た。物語を作る構造が似ていた。
ブログ主注・つまりこれ、「ロボットパッケージ論をやっている」ってことです。
富野。ハリウッドでは出来ない映画だ、という話で。
(映画を見て)反省させられることは、言いづらい部分があるけど、日本のSF製作者もハリウッドに汚染させられている。楽しく映画をやるぞ、って方法論を忘れていた。その部分を見ぬいて貰いたい。
富野。ニコニコのコメント付き特別予告編が流れた後に。
司会者・富野監督、どうですか?
富野・すいません、予告をちゃんと見てないから…。何言ってるんですか。(書き込みの)字ばかり追ってたから。マジに受け取ってはいけないよ、って言い方があります。が、フィンランド人が、こういうテーマで、SF映画を使ってメッセージを打ち上げている、ハリウッドにはできないことを。
(物語の構成を)良く考え抜いていると思います。
『アイアン・スカイ』は、寄付金を集めて製作した。書き込みの中で、富野にも「早く新作をつくれ」「金が無いなら同じように寄付金を集めろ」みたいな話があったんだろう。
それに対して、富野。
早く遺作を作れと書き込みがあるようなので(言います)。
この年になってそんな責任を持つようなことは嫌なので、やりません。自腹でやります。
ブログ主注・寄付金を集めると、それに対する責任が生まれてしまう、ってことらしいです。
『アイアン・スカイ』を富野が気に入っている点の1つは。
この映画、個人的に好きなことがあって、飛行船の宇宙船です、大好きです。ぼくの気分でとっても好きなこと、ドツボにはまっている。でもとんでもない映画で、(その富野お気に入りの宇宙船を)長い時間映していない。
「ガンプラを買ったら、富野新作の資金になるか」みたいな意見に対し。
ガンプラは別な部分に消えていきます。
富野が『アイアン・スカイ』監督に質問。
音楽が変ですよね? 古めかしいクラシック音楽とロックを使ったんですか?
(監督が答える)
この映画の冒頭、エンドの音楽の使い方が素晴らしい。でも一言で言える「素晴らしい」じゃない。アテかたみたいなことも含めて、ラインバッハも監督も勘がいい。好きだけじゃ作れない。
ティモ監督は今後、リメイク作品を作るのか、という話題から。
(富野がティモ監督に)若い内はなるべくオリジナルを作ったほうが良いと思います。
(また富野が質問)役者さんは皆さんキャリアのある方だったんで、気になることがあったんだけれど。最後は役者さん任せになっちゃいました?
ティモ監督は、
ヒロインには詳しく指示した。セリフは任せたが(英語が第2外国語なので)、演技に関してはかなり詳しく細かく演出した。
それを聞いた富野。
かなりパタパタした演技だが、画面のおさまりがいい。B級のSF映画とはいっても、なめて見て貰っちゃ困るよ、というつくりになっています。
司会者が「富野監督が高度な質問をして敷居が高くなったせいか、皆さんからの質問が少ない」みたいなことを言った時。
富野「それほど上品な映画じゃないんです。所詮SFのB級映画です」。
一般から、両監督への質問。「好きな女優は?」
富野「セイラ・マスです」。
再び富野から質問。
かなりつまり、企画・演出するのがお上手な監督だと思うから聞くんですけれど、(映画製作には)客観的視野が必要だと思います。その点、監督はどう思われますか?
ティモ監督は、
監督業と言う技術、それは難しくない。ただ醍醐味は、最初の批判者・自分自身との葛藤。ある程度のところで引かないといけない。それは脚本の段階が多い。
ブログ主注・ここは富野の聞きたかったことと、ティモ監督の答えが少しずれていたような。
富野、最後の感想。
正直、(ティモ監督が)こんなに若いと思ってなかった。資金集めから経緯を知っていると、現場的な、プロデューサー的な人だと思っていた。
(プロデューサーは別にいるよ、というティモ監督に対し)そうにしてもなんですよ。
だって、日本でこういう人がいるかと思うと疑ってしまうわけだから。これからのお仕事に期待できるので、頑張っていただきたいと思います。
その、主な発言内容です。走り書きなので、当然言葉使いは違います。主旨です。
『アイアン・スカイ』はナチを題材にしている、という流れから。司会者が、
Q.ジオンやザンスカールはナチを想起させるが意識していたか?
富野はちょっとうなって、「迂闊には答えられない」。
富野。ナチとは別に。
(映画が描いているテーマに)人種問題がある。(映画を見て)冒頭5分くらいで、エンドまでいかないんじゃないかと恐れた。
(それなのに)映画としてまとまっているのは、SFだから。問題提起をしている。あからさまにやってくれる映画は久々に出た。物語を作る構造が似ていた。
ブログ主注・つまりこれ、「ロボットパッケージ論をやっている」ってことです。
富野。ハリウッドでは出来ない映画だ、という話で。
(映画を見て)反省させられることは、言いづらい部分があるけど、日本のSF製作者もハリウッドに汚染させられている。楽しく映画をやるぞ、って方法論を忘れていた。その部分を見ぬいて貰いたい。
富野。ニコニコのコメント付き特別予告編が流れた後に。
司会者・富野監督、どうですか?
富野・すいません、予告をちゃんと見てないから…。何言ってるんですか。(書き込みの)字ばかり追ってたから。マジに受け取ってはいけないよ、って言い方があります。が、フィンランド人が、こういうテーマで、SF映画を使ってメッセージを打ち上げている、ハリウッドにはできないことを。
(物語の構成を)良く考え抜いていると思います。
『アイアン・スカイ』は、寄付金を集めて製作した。書き込みの中で、富野にも「早く新作をつくれ」「金が無いなら同じように寄付金を集めろ」みたいな話があったんだろう。
それに対して、富野。
早く遺作を作れと書き込みがあるようなので(言います)。
この年になってそんな責任を持つようなことは嫌なので、やりません。自腹でやります。
ブログ主注・寄付金を集めると、それに対する責任が生まれてしまう、ってことらしいです。
『アイアン・スカイ』を富野が気に入っている点の1つは。
この映画、個人的に好きなことがあって、飛行船の宇宙船です、大好きです。ぼくの気分でとっても好きなこと、ドツボにはまっている。でもとんでもない映画で、(その富野お気に入りの宇宙船を)長い時間映していない。
「ガンプラを買ったら、富野新作の資金になるか」みたいな意見に対し。
ガンプラは別な部分に消えていきます。
富野が『アイアン・スカイ』監督に質問。
音楽が変ですよね? 古めかしいクラシック音楽とロックを使ったんですか?
(監督が答える)
この映画の冒頭、エンドの音楽の使い方が素晴らしい。でも一言で言える「素晴らしい」じゃない。アテかたみたいなことも含めて、ラインバッハも監督も勘がいい。好きだけじゃ作れない。
ティモ監督は今後、リメイク作品を作るのか、という話題から。
(富野がティモ監督に)若い内はなるべくオリジナルを作ったほうが良いと思います。
(また富野が質問)役者さんは皆さんキャリアのある方だったんで、気になることがあったんだけれど。最後は役者さん任せになっちゃいました?
ティモ監督は、
ヒロインには詳しく指示した。セリフは任せたが(英語が第2外国語なので)、演技に関してはかなり詳しく細かく演出した。
それを聞いた富野。
かなりパタパタした演技だが、画面のおさまりがいい。B級のSF映画とはいっても、なめて見て貰っちゃ困るよ、というつくりになっています。
司会者が「富野監督が高度な質問をして敷居が高くなったせいか、皆さんからの質問が少ない」みたいなことを言った時。
富野「それほど上品な映画じゃないんです。所詮SFのB級映画です」。
一般から、両監督への質問。「好きな女優は?」
富野「セイラ・マスです」。
再び富野から質問。
かなりつまり、企画・演出するのがお上手な監督だと思うから聞くんですけれど、(映画製作には)客観的視野が必要だと思います。その点、監督はどう思われますか?
ティモ監督は、
監督業と言う技術、それは難しくない。ただ醍醐味は、最初の批判者・自分自身との葛藤。ある程度のところで引かないといけない。それは脚本の段階が多い。
ブログ主注・ここは富野の聞きたかったことと、ティモ監督の答えが少しずれていたような。
富野、最後の感想。
正直、(ティモ監督が)こんなに若いと思ってなかった。資金集めから経緯を知っていると、現場的な、プロデューサー的な人だと思っていた。
(プロデューサーは別にいるよ、というティモ監督に対し)そうにしてもなんですよ。
だって、日本でこういう人がいるかと思うと疑ってしまうわけだから。これからのお仕事に期待できるので、頑張っていただきたいと思います。
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