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来年もよろしくご愛読下さい [アニメ周辺・時事]

 さて、今年最後の更新です。

 ちゃんと調べてはいないがおそらく、今年当サイトのPV数が一番多かった日は、『サマーウォーズ』がテレビ放映された当日・翌日でした。

 これは関連キーワードをグーグル検索すると、ぼくの記事「今さら『サマーウォーズ』感想」が上位表示されるからでしょう。

 次に1日のアクセス数が多かった記事は多分、「水嶋ヒロのことを悪く言うな」
 これは水嶋ファンの方々がブログやツイッターで紹介してくれたからですね。

 一度文章を公開した以上、どう解釈されようが書き手にはコントロールできないことなので諦めていますが、「ただの水嶋ファン」という反応があった時には、「そうか、そう思われることもあるのか」と自分の文章の未熟を恥じました。

 僻みっぽいぼくが、二枚目で・高学歴で・帰国子女で・そして爆笑問題のラジオによると性格もいいらしい男・のファンになるわけない!
 せめてヘンな性癖があるといいのに、ヘンな性癖があるといいのに、と思っているほどなんですが。

 ともかく、今年一番アクセスがあったページは上記2つであり、あ・あと「『ゼーガペイン』最終話の気になる点(疑問点)」も多かったが、どちらにしろものの見事に富野とは関係のない記事でした。

 来年、いや再来年くらいには、富野の新作で盛り上がれたらステキですが。

 
 
 さて、誰も覚えちゃいないだろうが、「書くことリスト」に残っていた2つ、いってしまおう。


 ・水嶋ヒロを悪く言うな。
 ・富野とゴルゴ13
 ・西崎とヤマト
 ・キネマ旬報のオールタイム・ベスト 映画遺産 アニメーション篇

 ・朝日新聞の「おやじのせなか」からの、AVATI福井「富野さん映画見てませんよね」

 ・伊集院と小林信彦さん、タイムラグが生んだ気まずさ

 ・USTでの佐藤秀峰さん×新保信長さん(ダサ)


 随分と旧聞に属するが、キネマ旬報社から『オールタイム・ベスト映画遺産アニメーション篇』が発売された。

 ベスト10内のアニメ洋画で見ているのが『やぶにらみの暴君』だけで、ぼくの偏食ぶりを少し反省したのだが、それはともかく。
 富野ファンとして興味があるのは『伝説巨神イデオン発動篇』が何位に入っているのか、ということである。

 映画評論家などが選んだランキングでは25位、一般読者が選んだランキングでは9位でした。
  
 一般読者のチョイスでベスト10に入ったのは、嬉しいですね。

 
 ベスト10形式というのは難しいもので、選者の「総体」としての傾向のようなものが、どうしても出てしまいますからね。

 今回のチョイス、例えば『AKIRA』なんかが入っているというのは、選んだのがアニメ界隈の人間ではなく、映画評論家が多かった結果でしょう。
 ま、どっちがいいとかって問題ではないですが。

 結局、映画ベスト10なんていうのは、「あーこの人はこの映画を選んでいるんだー」ってな楽しみ方しかできないでしょうね。

 トータルの順位には、あまり意味がないような気がします。

 イデオン映画版のランキングでも、評論家と一般読者の結果で差があったのは、映画評論家にとって『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『サマーウォーズ』はおさえないといけない作品だけど、ロボットアニメの映画は見なくてもOK、ってことなんでしょう。邪推かな。

 ま、ぼくにとってはアニメ映画の1位はイデオンです。
 邦画トータルでも、小津の『東京物語』に次いで2位です。

 もう30歳半ばも超えているし、この順位は今後も変わらないような気がします。


 さて、最後。「USTでの佐藤秀峰さん×新保信長さん(ダサ)」ですが。

 もう随分昔の話だな。11月の出来事だ!

 経緯については、ガジェット通信の記事から引用させてもらいます。

 この対談のタイトルにある「ダサ。」という言葉は、もともと対談相手の佐藤秀峰氏が新保信長氏に対して発した言葉。さてさて、なぜそのようなことになったのでしょうか。みなさん、マンガ雑誌の最後のページに目次があって、そこに漫画家の方々のひとことコメントが掲載されているのはご存知ですよね? 実は漫画家の佐藤秀峰氏、そこへひとことコメントを書くことを拒否していたのです。それに対して、編集者であり、漫画評論家でもある新保信長氏が、ツイッターで質問したところ、いくつかのやりとりの末、最終的に佐藤氏が「ダサ。」と発言したのです。この出来事はネットでちょっとした話題になりました。

そのときのやりとりを再現してみましょう。

新保氏: 佐藤秀峰先生だけ、なぜいつもコメントなしなんですか?

佐藤氏: 僕は思考停止しなかっただけ。

新保氏: わざわざお返事ありがとうございます。思考停止とは何を指すのですか? コメントも楽しみにしている読者がいるとは思いませんか?

佐藤氏: 自分で考えれば?

新保氏: 編集部との関係がどうあれ、読者サービスとしてコメント書くぐらいの手間は惜しむべきではない、と私は考えます。たとえそれが無償であっても。どうしても無償がイヤなら交渉してみればいかがですか? そのへんの事情がわからないから質問したのですがムダでしたね。

佐藤氏: ダサ。

(中略。ブログ主注・佐藤さんの提案で、対談をすることになった)

新保氏: ガジェット通信のインタビューに対する最初の書き込みも、あまりに乱暴すぎると感じた部分について少し感想を述べただけです。それ以降は、インタビュアーの方からの質問に答えただけ。佐藤さんの挑戦ついては一言も否定していません。佐藤さんは紙媒体に見切りをつけられたようですが、私は紙媒体でできる限り頑張っていきたいと思います(先のことはわかりませんが)。いろいろ誤解を生む点もあったようで、失礼いたしました。

佐藤氏: 新保信長さんに、全面的に謝罪をいただきました。言いたいだけで、責任は取る気ないみたい。だからダサいんだよ。
(引用部分終り)


 この記事に補足しておきたいのは、新保さんは最初から佐藤さんにツイッターで質問したのではない、ということだ。
 新保さんはスピリッツの編集部とやり取りしていて、そこに自分の名前を検索していて・このやり取りを見つけた佐藤さんが入ってきた、という過程である。

 正直、佐藤さんの意見そのものには、ぼくは興味がない。
 普遍的な問題ではないし、当事者(漫画家と編集)で話をつければ? と思うだけですが。

 気になったのは、佐藤さんの書きようだと、他の漫画家さんは「思考停止している」と言っているように感じられること。

 ファンサービスの1つ、と思って協力している他の漫画家さんに失礼じゃないかな?

 もう1つ。新保さんはちゃんと礼儀を持って接しているのに、佐藤さんは自分から噛み付いておきながら、全く会話を放棄している点。
 だったら最初からツイートしなければよろしいのでは?

 それから最後。
 新保さんは最後まで大人の対応で、礼儀として謝りをいれているのに、それに対して「新保信長さんに、全面的に謝罪をいただきました。言いたいだけで、責任は取る気ないみたい。だからダサいんだよ。」などと呟いている点。

 ぼくだったら頭に血が上って同じ土俵におりてしまいますが、新保さんは大人ですね。
 
 で、USTを途中まで見た(つまらないから途中で見るのをやめた)感想としては、「あーこういう人をネット弁慶って言うんだ」でした。

 自分から強気な態度で対談を持ちかけておきながら、対談前に「こわいよー」などとツイートするカマトト(古っ!)ぶり。

 いくらツイッターのTLを追うためと言っても、ほとんど新保さんの方を見もせずにほぼパソコン画面に視線を向けている態度。
 ぼくは子どもの頃から「話をする時は相手の目を見て」としつけられましたがね。

 「ダサ。」の下りについても、直接対面すると小声で謝罪。
 佐藤さんの言葉を借りれば、「全面的に謝罪をいただきました。言いたいだけで、責任は取る気ないみたい。だからダサいんだよ」って感じですかね?


 ぼくはどうしても気になるので、ダメもとで


 言っている事は分かるのに、誰もが見られるツイッターでは常識のない対応するのね。「新保さんが全面謝罪しました。(中略)だからダサイんだよ」とまで書いてましたよね。


 と中継中にツイートすると、司会の方が「するどい意見もきていますが」と紹介してくれまして(自慢)。

 しかし新保さんが「なぜ謝ったか」説明して、佐藤さんは無言。

 ここでもういいや、と思いました。

 前記したように、問題それ自体には普遍性がないので。

 ビックリするくらいネット弁慶だったなー。サトウ大先生。

 
 以上です。

 
 ・水嶋ヒロを悪く言うな。
 ・富野とゴルゴ13
 ・西崎とヤマト
 ・キネマ旬報のオールタイム・ベスト 映画遺産 アニメーション篇

 ・朝日新聞の「おやじのせなか」からの、AVATI福井「富野さん映画見てませんよね」

 ・伊集院と小林信彦さん、タイムラグが生んだ気まずさ

 ・USTでの佐藤秀峰さん×新保信長さん(ダサ)


 年内に全部終らせることができた。


 新年13日からはCSフジでザブングルの放送が始まります。

 EMOTION the Bestでは、『聖戦士ダンバイン』『重戦機エルガイム』が発売されます。
 エルガイムはしっかりTV編集版2話+OVA3話を収録。

 エルガイムはともかく、ダンバインは迷うなー。ぼく、LDでしか持っていないので。誰かお年玉くれ!

 それでは皆さん、良いお年を。
 私は恒例、ネット環境がない実家に帰る故、一週間ほどパソコンがない生活を送りまする。

 来年、またお会いしましょう。




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