今年は『ママは小学4年生』が25周年だったんだ。 [アニメ周辺・時事]
どうも。よろしくお願いいたします。最近は『月がきれい』に意識をもっていかれています。
過ぎ去ったものは美化されて見えるというか、だって「初恋」流すんだよ…
あと浪越徳治郎さんのスタンプ出てきたのは笑った。元を知らないで使っている描写なのかな。
話逸れた…よろしければ少しの間、お付き合いのほどを。
年齢を重ねれば、当然いろいろな場面で加齢を実感するわけで、今週月曜にはツイッターにこんなTLが流れてきました。
【ママは小学4年生 25周年!】1992年01月10日放送開始!第1話「赤ちゃんが降ってきた!」無料配信中!https://t.co/LLPVs0V1py pic.twitter.com/BDVbUtHZx3
— サンライズ (@SUNRISE_web) 2017年4月24日
もう25年経つのか…
富野ファン的に言えば、富野がOPのストーリーボード(絵コンテ)を手がけている作品、ということになるのでしょうが。
ぼくはリアルタイムで見ていました。
話をザックリ書いてしまうと、未来からタイムスリップしてきた自分の子どもを、小学4年生の女の子が育てる物語。
サンライズが初めて手がけた少女向けアニメでもあります。
正直はじめは、チープな出来に笑いながら見ていました。
だって、雷と共に赤ちゃんがタイムスリップしてくるんだよ。マッドサイエンティストの存在も萎えたし…
wikiを見ると、同作が星雲賞を受賞したことに関して、井内総監督は下記のようにコメントしたそうです。
「それが不思議なんですよね。こんなこと言うと投票してくれた人に悪いけど、なんで受賞できたんだろうって(笑)……あいさつの時に『この作品がSFだとは知りませんでした』と言ったら、えらく会場でウケました。会場にいた人たちはジョークだと受け止めたかもしれないけど、こっちは本心なんですよ、申し訳ないけど(笑)」「SFとして見ないでください。タイムパラドックスとか、そういう部分を深く考えずに(笑)。なつみとみらいの親子の物語として観ていただければ嬉しいですね」
このコメントが指すのは、たぶんここらへんのことじゃないかと。
で、正直バカにする感じで斜めから見ていたのですが、徐々に・着実に進んでいくドラマに、「面白い」と素直に思えるようになりました。
ダイエットの危険性について指摘する真面目臭い回もあったけれど(生理に関しても触れた)、エンターテインメントの中にキャラクターの成長が描かれていました。
特に、当初は子ども嫌いだったおばさん(といっても若い)が、次第に母性に目覚めていくところが良い。彼女の成長物語は、胸に迫るものがありました(CV伊倉一寿さん良かった)。
最終回の放送はクリスマス当日で、なんの予定もなく『ママ4』の最終回見てたな…そして感動してた。
こおろぎさとみさん(スージィ!)も、高乃麗さんの声も印象深い。
総監督は前記したように井内秀治さん。
富野作品ファンには、ダンバイン、エルガイム、Zガンダムのスタッフとしてお馴染みですね。
キャラデザは神村幸子さん、演出陣には加瀬充子さん、元永慶太郎さん、山本裕介さん、赤根和樹さんなどが参加なさっています。
ちなみに昨年、山本裕介さんはツイッターにおいて、監督した『少年メイド』を「主夫は小学5年生」と称しています。
この回は脚本が山口亮太さん、コンテが井内さん、原画マンの森悦史さんと『ママ4』に参加していた方がスタッフになっています。
これに関しては山本さんからリプをいただいたので、興味のある方はこちらをご覧ください。
なお山本さんの別ツイートには、『少年メイド』には『ママ4』リスペクトがあることが語られています。
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