たまたま見た『ドットハック セカイの向こうに』が案外面白かった [アニメ周辺・時事]
全員星になってしまえ。
さて、すでに先月21日の話なのだが、たまたま映画『『ドットハック セカイの向こうに』を見た。
「たまたま」っつーのはアレだよ、この日はカミさんの女友達が遊びに来るって言うんでね。
まあ、のうのうと俺が在宅していたら、女友達は「なんだコイツいるのかよ、低脳で貧乏でオタクな上に気も利かねーんだな」と罵るだろうし、
カミさんはカミさんで「本当は間男引っ張り込もうとしているのに、なんで外出しないんだ?!」と苛々するだろうし、出掛けることにしたのよ。
オマエ怒られるぞ、本当に。
で、まあ昼間から酒を引っ掛けられる場所を見つけて、日本酒を呷って、映画館に行ったの。
『シネマ落語』を見に。
ところが昼間の酒って酔いが回るの早くてさー、すごく眠くなってきた。
『シネマ落語』はTBSでやっている「落語研究会」の過去フィルムを流用しているもので、桂吉朝、5代目三遊亭圓楽、3代目古今亭志ん朝、10代目金原亭馬生、4師匠の高座。
その内、最後の馬生師「鰍沢」は全く同じ映像を2~3週間前のCS・TBSチャンネル「落語研究会」で見ていたから。
最悪、これは寝オチしてもいい、と。酔いに抗いつつ見ていたんですよ。
「まだ、抵抗はするのだ!」ですよね。
で、一番楽しみにしていた志ん朝師「三方一両損」が始まって。
館内の笑いも一際大きく、もう、お白洲の場面・サゲまで後僅かってところで、ブツッと意識が無くなった。
目覚めたらもう「鰍沢」の終盤でね。
やっちゃったと。寝オチしたと。
上映が終った後、どうにも不完全燃焼だから、不完全燃焼?
♪可能性と呼ぶのだけはやめてくれー、やめてくれえ・え・え~。
落語からアニソンまで。
で、なんだっけ?
ああ、不完全燃焼だったんで、もう1本なんか見ようと。
たまたまその時間から始まるのが、『ドットハック セカイの向こうに』しかなかった。
これがドットハックのシリーズだってことは知ってたんだけど、ぼく、1回も見たこと無かったんだよね。ドットハックシリーズ。
一見さんでも大丈夫かな、と一抹の不安がよぎったけれども。
まあ、家に帰ってもまだカミさんの友達がいるだろうし、それかカミさんと間男が絡んでいる最中だろうし、見ることにしたんですよ。
まだ新しくなった3Dメガネも体験してなかったしね。
まず3Dメガネは、「やっとここまで来たか」が正直な感想。
『アバター』の時に嘆きましたが、メガネonメガネの煩わしさから、少し解放された。
で、肝心の『ドットハック セカイの向こうに』なんですが、シリーズ初体験でも楽しめました。
スタッフロールを見て、「え、キャラデザは貞本さん、脚本が伊藤和典さんだったんだ」とビックリするくらい、予備知識なかったのですが。
ちょっと引っ掛かったところは、一昔前のポリゴンを彷彿とさせるキャラクターのベースの造形ね。そこだけはちょっと。
でも、後は良かったです。1800円、2時間を損したと思わないくらいに。
柱のストーリーがありながら、ヒロインの恋物語あり、サブキャラもたっていて。
エラソーに言えば、「よくまとまっているな」っていう。
立体感に関して言えば、3Dである必要があるのか? って疑問も沸くけど。ただ、いかにも「ほらっコレが3Dだ、飛び出すだろ、飛び出すだろ?!」って映像も、正直下品だと思っていたので、個人的にはちょうど良い塩梅でした。
あと、特筆すべきはヒロインの声優さん。桜庭ななみさん。
ぼくは不勉強のせいで、この方のこと存じ上げてなかったんだけど。桜庭さんって、女優さんかも知れないけれど、声優さんではないよね、多分。
下手とかではなくて、「あ、この人は声優の演技じゃないな」って人がいるでしょ。
でもそれ故にセリフが耳に残って、印象深くなるパターン。
例えば『時をかける少女』の仲里依紗さんとか、富野作品で言えばソシエ・ハイムの村田秋乃さんとか。
重ねて書いておくけど、宮崎作品における糸井さんや所さんと同じ、って言っているんじゃないよ。
桜庭さんは仲さんや村田さんと同じ、だからね。
いや、待って。こんな偉そうに書いておいて、桜庭さんが本職の声優だったらどうすんだよ。赤恥もいいところだ。
ちょっとググってくる。
ほら、やっぱり違ったじゃん。
彼女の声優らしくない演技が逆に耳に心地良く、好印象でした。
もう上映している劇場はないかもしれないけれど、ご覧になっていない方は、DVD化されたら見てみては?
少なくとも時間損した、ってことはないと思います。
明日も更新します、たぶん。珍しく連日更新です。
よろしければ明日も、日付が変わる頃においで下さい。記事が更新されているはずです。嘘ついたらごめん。
富野を知るにはこれを買え
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さて、すでに先月21日の話なのだが、たまたま映画『『ドットハック セカイの向こうに』を見た。
「たまたま」っつーのはアレだよ、この日はカミさんの女友達が遊びに来るって言うんでね。
まあ、のうのうと俺が在宅していたら、女友達は「なんだコイツいるのかよ、低脳で貧乏でオタクな上に気も利かねーんだな」と罵るだろうし、
カミさんはカミさんで「本当は間男引っ張り込もうとしているのに、なんで外出しないんだ?!」と苛々するだろうし、出掛けることにしたのよ。
オマエ怒られるぞ、本当に。
で、まあ昼間から酒を引っ掛けられる場所を見つけて、日本酒を呷って、映画館に行ったの。
『シネマ落語』を見に。
ところが昼間の酒って酔いが回るの早くてさー、すごく眠くなってきた。
『シネマ落語』はTBSでやっている「落語研究会」の過去フィルムを流用しているもので、桂吉朝、5代目三遊亭圓楽、3代目古今亭志ん朝、10代目金原亭馬生、4師匠の高座。
その内、最後の馬生師「鰍沢」は全く同じ映像を2~3週間前のCS・TBSチャンネル「落語研究会」で見ていたから。
最悪、これは寝オチしてもいい、と。酔いに抗いつつ見ていたんですよ。
「まだ、抵抗はするのだ!」ですよね。
で、一番楽しみにしていた志ん朝師「三方一両損」が始まって。
館内の笑いも一際大きく、もう、お白洲の場面・サゲまで後僅かってところで、ブツッと意識が無くなった。
目覚めたらもう「鰍沢」の終盤でね。
やっちゃったと。寝オチしたと。
上映が終った後、どうにも不完全燃焼だから、不完全燃焼?
♪可能性と呼ぶのだけはやめてくれー、やめてくれえ・え・え~。
落語からアニソンまで。
で、なんだっけ?
ああ、不完全燃焼だったんで、もう1本なんか見ようと。
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まあ、家に帰ってもまだカミさんの友達がいるだろうし、それかカミさんと間男が絡んでいる最中だろうし、見ることにしたんですよ。
まだ新しくなった3Dメガネも体験してなかったしね。
まず3Dメガネは、「やっとここまで来たか」が正直な感想。
『アバター』の時に嘆きましたが、メガネonメガネの煩わしさから、少し解放された。
で、肝心の『ドットハック セカイの向こうに』なんですが、シリーズ初体験でも楽しめました。
スタッフロールを見て、「え、キャラデザは貞本さん、脚本が伊藤和典さんだったんだ」とビックリするくらい、予備知識なかったのですが。
ちょっと引っ掛かったところは、一昔前のポリゴンを彷彿とさせるキャラクターのベースの造形ね。そこだけはちょっと。
でも、後は良かったです。1800円、2時間を損したと思わないくらいに。
柱のストーリーがありながら、ヒロインの恋物語あり、サブキャラもたっていて。
エラソーに言えば、「よくまとまっているな」っていう。
立体感に関して言えば、3Dである必要があるのか? って疑問も沸くけど。ただ、いかにも「ほらっコレが3Dだ、飛び出すだろ、飛び出すだろ?!」って映像も、正直下品だと思っていたので、個人的にはちょうど良い塩梅でした。
あと、特筆すべきはヒロインの声優さん。桜庭ななみさん。
ぼくは不勉強のせいで、この方のこと存じ上げてなかったんだけど。桜庭さんって、女優さんかも知れないけれど、声優さんではないよね、多分。
下手とかではなくて、「あ、この人は声優の演技じゃないな」って人がいるでしょ。
でもそれ故にセリフが耳に残って、印象深くなるパターン。
例えば『時をかける少女』の仲里依紗さんとか、富野作品で言えばソシエ・ハイムの村田秋乃さんとか。
重ねて書いておくけど、宮崎作品における糸井さんや所さんと同じ、って言っているんじゃないよ。
桜庭さんは仲さんや村田さんと同じ、だからね。
いや、待って。こんな偉そうに書いておいて、桜庭さんが本職の声優だったらどうすんだよ。赤恥もいいところだ。
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ほら、やっぱり違ったじゃん。
彼女の声優らしくない演技が逆に耳に心地良く、好印象でした。
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