パチンコはやらないに限ります。バカのやるもんです、あれは。
さて前回に続けて、昨年中に見た映画の話。
今回は非アニメ、次回がアニメ映画にします。
昨年見た映画のリストはこちら。http://tominotoka.blog.so-net.ne.jp/2009-01-24
『アース』『おいしいコーヒーの真実』ほかドキュメンタリー映画。
昨年見たドキュメンタリー映画はどれも低調。
『アース』に目新しさを感じなかったのは、ぼくが類似作品の『ブルー・プラネット』や『プラネットアース』を見ているせいで、作品に責任は無い。
『おいしいコーヒーの真実』はコーヒー豆農家と、末端の消費者・販売側を比較するのは、つまらぬ。この両者の間にいる人にこそ、問題の本質があるのでしょう。
『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
ぼくが勝手に「バカの見本市」だと思っているヤフーニュースのコメント欄でも、同じことを書いている人がいたのであまり書きたくないのだが、それでも指摘したい!
インディ・ジョーンズシリーズは頭を空っぽにして見る映画だと分かっていても、物事には限度がある。冒頭の核爆発のシーンで、見る気を失くすのである。
爆発の中心にいながらあんな方法で助かり、そして全身をブラシで洗って終り、というのを見ると、「アメ公の認識はこの程度なんだ」とゲンナリしてしまう。その後はまったく楽しめぬ。
『ゲットスマート』
ぼくは予告編から面白かったが、その時の館内の反応はまちまち。静かだったり、笑い声が起こったり。
小林信彦さんは確か、
50歳代の人なら『それ行けスマート』の映画版だと分かるだろう
という趣旨のことを書いていたが、30代のぼくでも分かる。小学生か中学生の頃、深夜テレビで再放送していたのであります。
果たして本編は、大いに笑えた。
真の敵が、最初の登場シーンで分かってしまうのも、勿論意図的なんだろうなあ。
最後に昨年、一番「見て良かった」と思った映画は。
リバイバル上映を抜かして新作に限定すると、『実録連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』も『アガサ・クリスティー ゼロ時間の謎』も良かったが、やはり『リトル・チルドレン』です。
どれも良い映画なら、主演のケイト・ウィンスレットが乳を披露しながらセックスシーンを熱演してくれた『リトル・チルドレン』を推します。
理論で映画を見るのは好きではないし、ぼくにはそんな知性もないし、冗談ではなく「下半身で映画を見たい」という主義を確認するための選択でもあります。
ケイト・ウィンスレットは『タイタニック』のヒロイン役でデビューしながらも、主演作品の選択が巧みなのか、確実なキャリアを歩んでいるように見えます。
いい女優さんだなあ。そしてあえて下種な言い方をすれば、いいオンナだなあ。欲情してしまいそうなのであります。
原爆を投下するまで日本を降伏させるな――トルーマンとバーンズの陰謀
- 作者: 鳥居 民
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 単行本