先週放送時の予告から、ゲストが奥井亜紀さんで、『月の繭』を歌うと知っていたので。
楽しみにしていました。
実際に見た結果、良かったわー。
で、ちょっと資料的な価値もあるかもだし、エピソードが面白かったので『月の繭』関連だけ文字起こししておきます。
森口さん:ちなみに(Anison Daysの)どの回をご覧になってくださっていたんですか。
奥井さん:『限りなき旅路』を(森口さんがカバーして歌った回)。
森口さん:いやー(笑)。奥井さんの。菅野さんの作曲。でもビューティフルスペーシー(?)ソングの極みですよ。
奥井さん:あの曲ね、歌っていただいて嬉しくて、でも自分の曲って言っても自分で作ったわけではないので、自分の曲っていうのもアレやから、Twitterで本当は「森口さんが歌ってくれたんだよ」と書きたいけど、私が言うのはなんか変だなと思って。
森口さん:いやいやいやいや。いや、私は奥井さんのずっと聞きまくってましたよ(笑)。
奥井さん:でもね、私はそれがすごい嬉しかったの。カバーしたってことは、私の歌聞いたってことやなと思って。
森口さん:そうです。
奥井さん:でも私も、初めてあの歌をうたうのに、最初ラララで貰ったんですけど、『限りなき旅路』を歌った時はわーって間奏で宇宙空間に飛ぶ感じっていうか、その感じを味わえたから、これ私今、地球上で初めての人なんやこれを聞いたのと思って。それがすごい嬉しかったし、その感じを共有できる人がいる、と思って。
もう、今日これだけで30分くらい喋っていいですか?
(中略)
ナレ:そして自分の音楽人生を語る上で欠かせないというのが、この『月の繭』。
森口さん:どうですかこの曲を最初に聞いた時は。
奥井さん:ああもう、もうなんかこれを、オーディションとはいえ歌わせてもらうだけでもういいって思った。
もしこれで、菅野さんに「あ、駄目だねこの子」ってもし言われたとしたら、もう私は2度と歌は歌わん方がいいなと思って。でもそれ言うほどの覚悟があっても、とにかくそのブースで歌わせてもらった時間がものすごく幸せで、「これで生きていける」と思って。
森口さん:そしたら合格ですもんね。
奥井さん:そう合格して。うーん。『限りなき旅路』も歌わせてもらったし、で菅野さんがね、「もし私が歌うって決まるんだったらもう1曲書いてあげるよ」って言って『炎と雨』(『月の繭』カップリング曲)って曲も書いてくださったんですよ。
森口さん:そうなんですか。
奥井さんそうなんですよ。
森口さん:(ポーズを作りながら)いいなぁ菅野さん(笑)。
さあ『月の繭』は番組最後のお楽しみということで。
(中略)
森口さん:もう1度、皆様に歌う前によろしくお願いいたします。
奥井さん:テレビで(『月の繭』を)歌うの初めてなので
森口さん:えー! 貴重ですね。
奥井さん:なのでそれがこの番組で歌わせてもらうのはすごいありがたいですし。
全然リリースしてない曲なんですけど、私が高校時代に作ってた曲があって、それが
♪今夜も月が見ているから 歌うルーララー
って曲があるんですね。
森口さん:高校時代に作った。おしゃれ。
奥井さん:それが『月の繭』ではララルなんですけど。同じようにラとかルとか使う人がいた、と思って。
森口さん:あー。
奥井さん:だから初めてその歌詞見た時に、富野監督が(歌詞を)書いてらっしゃるとか何も聞いてなかったんですけど、「あ、あたしと同じこと考えていた人がいた!」と思って。そう、月見てたらラリルレロだよねーと思って。
書き起こしは以上です。
ちなみにこの回、登録不要・無料のBS11オンデマンドで、6月10日まで見られます。
俺、歌声聞いて、ちょっと涙ぐんじゃったよ。
心の琴線に触れる歌声と歌詞。
広大な俯瞰的視点を持ち、かつポエティックでもあるこの歌詞は、井荻作品の中でも1つの到達点ではあるまいか。
未見の方はぜひ。
後ろの映像きれいでしょーーー?月の繭のーーー 歌いながらわくわくだったのーーー#AnisonDays
— 奥井亜紀 (@aikioku) 2019年5月27日
ちなみに奥井さんはご自身のブログの中で、
「いのちの名前は、昼の月の繭で、月の繭は夜のいのちの名前だと思ったので、選曲しました。」
と今回の選曲理由について書いておられます。
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