あの懐かしいNHK人形劇三国志、3月からチャンネル銀河で放送開始 [その他]
ぼくは主にイベントを取材して、それを記事にする売文業なので、コロナウイルスでイベントが次々中止になると、病気に罹患するより先に・オマンマが食べられなくなって死ぬかもしれぬ。
さてさて。
(少なくともぼくの行動範囲の)レンタルショップにも置かれておらず、配信サービスにもなかったNHKの『人形劇 三国志』が、予想外のチャンネルというべきか、スカパーの「チャンネル銀河」で3月から放送が開始される。
AmazonPrime Videoチャンネルの、NHKオンデマンドにもラインナップされていなかったのに…
川本喜八郎制作の人形による、NHK人形劇三国志(1982~84年)。今でもOPの音楽覚えているくらい好きだったのだが、その後見返す機会なかったんだよね。DVDボックスが販売されているとはいえ、高価だし。
今回放送されるのは、ダイジェスト版。
本放送は全68回の大長編だったが、今回のダイジェスト版は「全26話」となっているので、1985~86年に放送された「再々編集版=今回のダイジェスト版」だろうと思われます。
とりあえず、次の無料開放デー・3月1日に、ちょうど1話目・2話目が放送されるので、受信環境のある人は見ることができる。
しかし俺、スカパー解約したばかりなんだよな…どうしよう……
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さてさて。
(少なくともぼくの行動範囲の)レンタルショップにも置かれておらず、配信サービスにもなかったNHKの『人形劇 三国志』が、予想外のチャンネルというべきか、スカパーの「チャンネル銀河」で3月から放送が開始される。
AmazonPrime Videoチャンネルの、NHKオンデマンドにもラインナップされていなかったのに…
川本喜八郎制作の人形による、NHK人形劇三国志(1982~84年)。今でもOPの音楽覚えているくらい好きだったのだが、その後見返す機会なかったんだよね。DVDボックスが販売されているとはいえ、高価だし。
今回放送されるのは、ダイジェスト版。
本放送は全68回の大長編だったが、今回のダイジェスト版は「全26話」となっているので、1985~86年に放送された「再々編集版=今回のダイジェスト版」だろうと思われます。
とりあえず、次の無料開放デー・3月1日に、ちょうど1話目・2話目が放送されるので、受信環境のある人は見ることができる。
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ドリカムが歌う『G』の歌詞にちなんで…富野監督が言及する『シェイクスピア』 [富野監督関係]
さてさて。今回もひと時、お付き合いのほどを。
クイズゲームで「シェイクスピアの4大悲劇といえば…」が出るとぼくは。
「『ロミオとジュリエット』は入っていない、入っていない」で思考がストップ・3作品目の1文字目が出たら押してやろうという気ばかり焦って思い出せずに誤答する。
1冊も読んだことないからな…
さて、ラジオ番組「DREAMS COME TRUE 中村正人のENERGY for ALL.」の放送100回目のゲストが、富野監督でした。
リンクしておいた公式HPでも、内容が少し紹介されていますが、こちらのサイトが文字起こししてくれています。
さてこの中で、富野監督は劇場版『Gのレコンギスタ II「ベルリ 撃進」』の主題歌『G』について。
作詞の吉田美和さんが、歌詞の中に「Shakespeare=シェイクスピア」のひと言を入れたことを絶賛しております。
いわく、「その一言があるお陰で、G-レコの物語が3千年とか4千年の時間を乗り越える」と。
ゼロが1個多い気もするけれど…
『G』では歌詞の解釈をリスナー自身に任せるため、あえて和訳文にしていない箇所があります。その中に、「シェイクスピア」のひと言も出てくるんですね。
富野作品を語る時に、シェイクスピアの名前を出した人は、どなたか著名な方でもいたと思うけれど…ぼくの記憶違いかな。氷川さんとか岡田さんとか。
一般の愛好者では、ブロガーさんまわりも含めて相当数いると思う。
それに当然といえば当然? なのですが、富野監督の口からも、インタビューや対談で何回か「シェイクスピア」という言葉が出てきています。
まず、タレントの市川紗椰さんとの対談。
市川さんが好きな『ダンバイン』の話をしているのですが、その中で富野監督は「シェイクスピアになりたかった」と言っています。
あ、この中で市川さんが「富野さんの作品も、説明的じゃなかったりする部分は、シェイクスピアと似ている」と指摘しているな。これかな?
また昔連載していたコラムでは、実名こそ出していないものの、酒鬼薔薇聖斗がシェイクスピア劇を見ていたら、あの犯罪を犯さなかったのではないか、と書いています。正確に言うと、この時の劇はシェイクスピアではなく、それをアレンジした演劇集団「円」の『WELL』でした(ちなみにぼくは、この意見には賛同しかねますが)。
ちなみにこのコラムの別回では、いわゆる「無限の猿定理」にも触れています。
また1999年のキネマ旬報誌上でのシド・ミードとの対談では、『ゴジラ』(たぶん初代)もシェイクスピア劇を撮るのと同じような気分で撮ってもらわないと困る、とも言っています。
富野監督は『ゴジラ』の悪口、けっこうあちこちで言っている印象あるな…
これらのことから分かるように、富野監督はシェイクスピアをすごく高いところに置いているようなので、自作の主題歌に「シェイクスピア」と出てきたら、そりゃ気合入るよね。
最近のドリカム中村さんとの対談でも、中村さんからシェイクスピアとの共通点、とか言われて嬉しかったかな。
もっとも中村さんのブログ読むと、この対談の前まで、富野監督すごく怒っていたらしいけれど(笑)。
蛇足。
連載開始50周年を記念して、Amazonアンリミテッドで『ドラえもんまんがセレクション ドラえもん50周年!スペシャル』や、学年別セレクションが読めるようになってるー!
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「『ロミオとジュリエット』は入っていない、入っていない」で思考がストップ・3作品目の1文字目が出たら押してやろうという気ばかり焦って思い出せずに誤答する。
1冊も読んだことないからな…
さて、ラジオ番組「DREAMS COME TRUE 中村正人のENERGY for ALL.」の放送100回目のゲストが、富野監督でした。
リンクしておいた公式HPでも、内容が少し紹介されていますが、こちらのサイトが文字起こししてくれています。
さてこの中で、富野監督は劇場版『Gのレコンギスタ II「ベルリ 撃進」』の主題歌『G』について。
作詞の吉田美和さんが、歌詞の中に「Shakespeare=シェイクスピア」のひと言を入れたことを絶賛しております。
いわく、「その一言があるお陰で、G-レコの物語が3千年とか4千年の時間を乗り越える」と。
ゼロが1個多い気もするけれど…
『G』では歌詞の解釈をリスナー自身に任せるため、あえて和訳文にしていない箇所があります。その中に、「シェイクスピア」のひと言も出てくるんですね。
富野作品を語る時に、シェイクスピアの名前を出した人は、どなたか著名な方でもいたと思うけれど…ぼくの記憶違いかな。氷川さんとか岡田さんとか。
一般の愛好者では、ブロガーさんまわりも含めて相当数いると思う。
それに当然といえば当然? なのですが、富野監督の口からも、インタビューや対談で何回か「シェイクスピア」という言葉が出てきています。
まず、タレントの市川紗椰さんとの対談。
市川さんが好きな『ダンバイン』の話をしているのですが、その中で富野監督は「シェイクスピアになりたかった」と言っています。
あ、この中で市川さんが「富野さんの作品も、説明的じゃなかったりする部分は、シェイクスピアと似ている」と指摘しているな。これかな?
また昔連載していたコラムでは、実名こそ出していないものの、酒鬼薔薇聖斗がシェイクスピア劇を見ていたら、あの犯罪を犯さなかったのではないか、と書いています。正確に言うと、この時の劇はシェイクスピアではなく、それをアレンジした演劇集団「円」の『WELL』でした(ちなみにぼくは、この意見には賛同しかねますが)。
ちなみにこのコラムの別回では、いわゆる「無限の猿定理」にも触れています。
また1999年のキネマ旬報誌上でのシド・ミードとの対談では、『ゴジラ』(たぶん初代)もシェイクスピア劇を撮るのと同じような気分で撮ってもらわないと困る、とも言っています。
富野監督は『ゴジラ』の悪口、けっこうあちこちで言っている印象あるな…
これらのことから分かるように、富野監督はシェイクスピアをすごく高いところに置いているようなので、自作の主題歌に「シェイクスピア」と出てきたら、そりゃ気合入るよね。
最近のドリカム中村さんとの対談でも、中村さんからシェイクスピアとの共通点、とか言われて嬉しかったかな。
もっとも中村さんのブログ読むと、この対談の前まで、富野監督すごく怒っていたらしいけれど(笑)。
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劇場版『Gのレコンギスタ II「ベルリ 撃進」』、ネタバレあり感想・レビュー [富野監督関係]
どうも。
「大スぺタクルヒット」という不思議なキャッチとともに公開された劇場版『Gのレコンギスタ II「ベルリ 撃進」』、北海道の公開初日に見てきました。
一応マスク(マスクのマスクじゃないよ)はしておいた。でも横も前の席も空いていたから、不安はなかった。
ネタバレありの感想です。まあ、ネタバレといっても、太いストーリーはTV版通りだから…
まあ最初に・わっと思ったのは、やっぱりデレンセン教官死亡シーンですよね。
あの戦闘シーン、TV版の時はさあ…
2つの難があって。
まず、富野監督がなんかの時代劇見て、「途中のアクションシーンを抜いても分かる」と考えたんだっけ? 欠番カットが出て、殺陣がすごく分かりずらい…というか・少なくともぼくには流れが分からなかったのと。
それと「なんで言葉も交わさずに、お互いの存在を認識できたんだ?」ってところですよね。
放映当時は、結局はOPで使われた欠番カットを繋ぎ合わせる方がいたり、
お互いの存在を認識できたのは、初回でデレンセンのお叱りをかわしたのと同じ動きだからだ、と喝破した見立てをネットで見て、
おお、それだ!
と納得したり。したのに。
劇場版ではねー。そっか、「その声、ベルリ生徒だったか!」となったか。
……まあね。この方がいい。絶対に分かりやすい。
あの当時の四苦八苦…この感慨は、当時TVシリーズを追いかけていた人間の哀愁…特典だと思おう。
いや、全体的に良かったですよ。映画。
94分の間に何回バックパック換装する?! って思えるくらい、戦闘が詰まっているのに、ストーリーはちゃんと進んでいる、キャラクターも見せている、という手練れな展開が。
それにドリカムの主題歌も合ってましたよね?
目まぐるしい展開の中、ぼくがエラソーに感じたのは
1、ラライヤ、効いているな。
2、中原さんの声は劇場映えする。
3、同じシーンなのに、TV版よりコメディとしてニヤつけるシーンがある。
の3点でした。
「1」の「ラライヤ、効いている」っていうのはね。
TVでは正直、まあ後半MSに乗ったりもするけれど、あんまり作品に関与してないな、と思っていたんですよ、ラライヤ。「空から降ってきた少女」の割には。
でも、今回の劇場版ではさー。
先にも書いたように、基本的に戦闘シーンが多いから、ラライヤがでると物語が一度落ち着くんだよね。ちょっと和らぐというか。
「あ、ラライヤってこの劇場版のために存在していただな」と思うくらい。
素人がエラソーに言うのもなんだけれど、映画って当然ヤマ場の連続じゃ繋がらないわけで、戦闘シーンや状況の説明、キャラのシリアスな心情パートなんかが終わった時に、かなりラライヤが引き継いでいたな、と。ラライヤ連投していた。
富野監督自身は今作にベッカーを推しているけれど、ぼくにはラライヤがメインに感じましたね。
ラライヤの存在で、かなり映画のカラーが決まったと。
TVで聞いてももちろん魅力的だけれど、劇場で聞くと「おおっこんなに?!」と脳みそやハートを貫く声がある、と思っておりまして。
これを初めて実感したのは、『逆襲のシャア』リバイバル上映で川村万梨阿さんの声を聞いた時なんですけれど。
なんかTVもいいけれど、劇場の大音量で聞くともっといいぞ。キャラの感情も伝わる、なんというか…ちょっと恥ずかしい言い方をすれば、「声の表情が分かる」というか。
その川村さん体験をして以来、ぼくは「劇場映えする声」がある、と考えているんだよね。
で、今回の劇場版『Gのレコンギスタ II「ベルリ 撃進」でも。
ステアさんの声は「あーやっぱり劇場で聞いてもカッコいいなー。なんで他のアニメでも使われないんだ?」と思った。
そして、劇場でバララの第一声を聞いた時は。
「あれっ。こんなにも中原さんの声って可愛い…蠱惑的だった?!」って、ちょっと驚くほどだったんだよね。
いや、もちろん中原さんの声が良いってのは知っているよ。おねツイの時から。
でもちょっとねー。これほど蠱惑的になっちゃうと、バララが必要以上に可愛くなっちゃうんじゃねーの? って杞憂しちゃうほど良かった。
そういやさ。
このバララに関して。富野監督が舞台あいさつで。
(バララの足を、マスクが押し出すシーンで)「バララの足を受け止めるカットができたときには、『うまくいった!』って一晩中泣いていたくらいでした。人間関係をワンアクションだけで描けるということをやれたのは、50年近くやってきて初めてですからね。あのシーンには身震いもしたし、それこそエクスタシーを感じましたね」
とおっしゃったらしいですが。あの…お言葉ですが……
ララァとシャアが同じソファに座るシーンは? 劇場版Zでも、「エマとヘンケン、TVとは違って劇場版ではできているんだな」って一動作で分かるシーンあったよね?
富野監督、人間関係をワンアクションで描く、ずっとやってらっしゃいますよ。クエス「ペッ!」なんてストレートすぎるものじゃなくても。
ちなみにこの舞台あいさつで、富野監督はGレコではバララが「一番いい女」って言ったらしいけれど。
ぼくは富野作品は女性キャラがどれも魅力的すぎると思っていて(幕の内弁当理論) 、これ以上バララが魅力的になると・相対的にアイーダ様が……(笑)。
TV版と同じはずなのに、やっぱり繋ぎ方で変わってくるんだね。
「3」の「同じシーンなのに、TV版よりコメディとしてニヤつけるシーンがある」は。
ベルリが言った「謝ることできるんだ」とか。ちょっと笑った。
アイーダ様の「嘘ついちゃった(テヘ)」は・TV版と同じく「笑って済ませられること?」と心の中で突っ込みいれていたけれど(笑)。
あと、やっぱりマスクが飛び乗ろうとするシーンですよね。敵であるベルリに助けてもらい、ライフルの銃身で押してもらいながら。
歴代の富野作品で言うと、洸はもちろん、ショウだってビルバインに格好よくとび乗った(?)のにマスクときたら…
今回、戦闘シーンが多いってことは、イコールそれだけマスクが負け続ける、ってことだからね。
このシーンを決定的にして、マスクがコメディリリーフに見えてきた…
まあぼく、G-レコは笑いながら見て良い、なんなら頭カラッポにして・ただただにぎやかな画面や・濃密ストーリー展開を楽しむだけで良い、と思っているので。
富野監督自身も再三、おっさんに
うおおおおお今・伊集院の『深夜の馬鹿力』聞きながら書いているんだけれど、深夜2時40分、ドリカムの『G』が流れた!! 大好きな『深夜の馬鹿力』で、劇場版G-レコ2の主題歌『G』が!
あれ、何書こうとしていたっけ。興奮して忘れた。
あ、そうそう。富野監督自身も大人は見なくてよい、子どもに向けて作った。大人には分からない、とも言っていたので。
ぼくは深読みとか、メッセージをくみ取るとかは一切放棄しております。
だからそういう姿勢もあるのかもしれないけれど、TV版よりもちょっと「ふふっ」とできました。
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ネタバレありの感想です。まあ、ネタバレといっても、太いストーリーはTV版通りだから…
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まず、富野監督がなんかの時代劇見て、「途中のアクションシーンを抜いても分かる」と考えたんだっけ? 欠番カットが出て、殺陣がすごく分かりずらい…というか・少なくともぼくには流れが分からなかったのと。
それと「なんで言葉も交わさずに、お互いの存在を認識できたんだ?」ってところですよね。
放映当時は、結局はOPで使われた欠番カットを繋ぎ合わせる方がいたり、
お互いの存在を認識できたのは、初回でデレンセンのお叱りをかわしたのと同じ動きだからだ、と喝破した見立てをネットで見て、
おお、それだ!
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劇場版ではねー。そっか、「その声、ベルリ生徒だったか!」となったか。
……まあね。この方がいい。絶対に分かりやすい。
あの当時の四苦八苦…この感慨は、当時TVシリーズを追いかけていた人間の哀愁…特典だと思おう。
いや、全体的に良かったですよ。映画。
94分の間に何回バックパック換装する?! って思えるくらい、戦闘が詰まっているのに、ストーリーはちゃんと進んでいる、キャラクターも見せている、という手練れな展開が。
それにドリカムの主題歌も合ってましたよね?
目まぐるしい展開の中、ぼくがエラソーに感じたのは
1、ラライヤ、効いているな。
2、中原さんの声は劇場映えする。
3、同じシーンなのに、TV版よりコメディとしてニヤつけるシーンがある。
の3点でした。
物語の句読点になったラライヤ
「1」の「ラライヤ、効いている」っていうのはね。
TVでは正直、まあ後半MSに乗ったりもするけれど、あんまり作品に関与してないな、と思っていたんですよ、ラライヤ。「空から降ってきた少女」の割には。
でも、今回の劇場版ではさー。
先にも書いたように、基本的に戦闘シーンが多いから、ラライヤがでると物語が一度落ち着くんだよね。ちょっと和らぐというか。
「あ、ラライヤってこの劇場版のために存在していただな」と思うくらい。
素人がエラソーに言うのもなんだけれど、映画って当然ヤマ場の連続じゃ繋がらないわけで、戦闘シーンや状況の説明、キャラのシリアスな心情パートなんかが終わった時に、かなりラライヤが引き継いでいたな、と。ラライヤ連投していた。
富野監督自身は今作にベッカーを推しているけれど、ぼくにはラライヤがメインに感じましたね。
ラライヤの存在で、かなり映画のカラーが決まったと。
「劇場映えする声」
TVで聞いてももちろん魅力的だけれど、劇場で聞くと「おおっこんなに?!」と脳みそやハートを貫く声がある、と思っておりまして。
これを初めて実感したのは、『逆襲のシャア』リバイバル上映で川村万梨阿さんの声を聞いた時なんですけれど。
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このバララに関して。富野監督が舞台あいさつで。
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とおっしゃったらしいですが。あの…お言葉ですが……
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富野監督、人間関係をワンアクションで描く、ずっとやってらっしゃいますよ。クエス「ペッ!」なんてストレートすぎるものじゃなくても。
ちなみにこの舞台あいさつで、富野監督はGレコではバララが「一番いい女」って言ったらしいけれど。
ぼくは富野作品は女性キャラがどれも魅力的すぎると思っていて(幕の内弁当理論) 、これ以上バララが魅力的になると・相対的にアイーダ様が……(笑)。
クスっとできるシーンが増えている
TV版と同じはずなのに、やっぱり繋ぎ方で変わってくるんだね。
「3」の「同じシーンなのに、TV版よりコメディとしてニヤつけるシーンがある」は。
ベルリが言った「謝ることできるんだ」とか。ちょっと笑った。
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あと、やっぱりマスクが飛び乗ろうとするシーンですよね。敵であるベルリに助けてもらい、ライフルの銃身で押してもらいながら。
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今回、戦闘シーンが多いってことは、イコールそれだけマスクが負け続ける、ってことだからね。
このシーンを決定的にして、マスクがコメディリリーフに見えてきた…
まあぼく、G-レコは笑いながら見て良い、なんなら頭カラッポにして・ただただにぎやかな画面や・濃密ストーリー展開を楽しむだけで良い、と思っているので。
富野監督自身も再三、おっさんに
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リスアニ! Vol.40.2(M-ON! ANNEX 645号)「ガンダムシリーズ」音楽大全 -Other Centuries-
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ドリカムファンの皆様へ。『GのレコンギスタII「ベルリ 撃進」』で、ドリカムが曲を歌う意味。 [富野監督関係]
えー。
いつものみなさん、どうも。ドリカムファンのみなさん、はじめまして。
さてこのたび、ドリカム(「さん」付けるのもなんかおかしよな?)が、劇場版『GのレコンギスタII「ベルリ 撃進」』のテーマソング『G』を発売することになりましたね。
ドリカムがアニメソングを手掛けること自体、珍しいと思いますが…
アニメに興味がないドリカムファンのみなさんにとっては、「なんかよく知らないけれど、人気がある(らしい)ガンダムってアニメのテーマ曲を手掛けるんだ」くらいの感想で、それよりは「新曲聞ける!」「1年以上ぶりの新曲!」という喜びだと思います。
もちろんそれで全然OKなのですが、この記事を読んでもらうことで、「そうかあ、その流れの中にドリカムの曲もあるのか」とドリカムファンのみなさんに知ってもらえたら、まあ富野ファンの1人として、幸せと思う次第です。
誰だ富野って?
さて「ガンダム」って。
一言で「ガンダム」といっても、ちょっと複雑なんですよ。
1つの作品を、多くの人が紡いでいる。ペリー・ローダンシリーズのような……
あっすみません。今の違う。
えーと。カレーだと思ってください。カレーライス。
一言で「カレー」と言っても、作っている人によって味が違うじゃないですか。
ガンダムもそうなんです。監督やスタッフによって、まったく作品のテイストが違うんですよ。ストーリーもキャラクターも世界観も、全く違う。
で、今月23日に、中村さんのラジオ『ENEOS presents DREAMS COME TRUE 中村正人のENERGY for ALL』に出演する富野由悠季監督って人は、はじめてガンダムを作った人なんです。
ガンダムって、『ドラえもん』や『進撃の巨人』や『鬼滅の刃』と違って、原作漫画がありません(後年に発売された漫画はうなるほどある)。
富野監督って人は、監督だけじゃなく、ストーリーラインも作った人なんです。
あ。
ちなみに中村さんの妻であるMAAKIIIさんが・以前所属していた「HIGH and MIGHTY COLOR」もガンダムのオープニング曲を歌っていますが、その『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は、富野カレーではありません。別カレーです。
さて。
それでぼくは、「ガンダムシリーズ」が好きなのではなく、「富野作品」が好きなのです。
なのでぼくの中では、今回ドリカムが曲を歌ってくれる劇場版『GのレコンギスタII「ベルリ 撃進」』も、「ガンダム」って流れではなく、「富野作品の最新作」という立ち位置になります。
ちなみに『Gのレコンギスタ』も独立したカレー……作品なので、他のガンダムシリーズを一切見たことがなくても、まったく問題ありません。
富野監督の「アニソン」への思い
この話は、富野監督いわく、ですが。
はるか昔、1960年代とか70年代とか、アニソンはあまり価値を認められておらず、楽曲は「学芸部」あつかいでした。童謡などを扱う部署ですね。(出典・富野由悠季が語る“アニソン”の価値基準の変化)
この話はひょっとしたら、ドリカムファンのみなさんも小耳に挟んだことがあるかもしれません。
もう10年以上前になりますが、『中村正人の夜は庭イヂリ』で富野監督がゲスト出演したことがあって、その時にちょっと喋っているからです。
富野監督は毀誉褒貶ある人ですが、アニメソングの社会的認知の向上に一役買ったことは間違いないかと思います。
富野監督自身の言葉を引きます。
アニメ音楽というジャンルが“子ども向け”という認識を受けている状況を突破しなくてはいけない、とも感じていました。(富野由悠季が語る“アニソン”の価値基準の変化)
もう1つ引用。
僕の場合はもうひとつ重要な闘いがあって、アニメのオープニング、エンディング曲はレコード会社、これはコロムビアさんも含めてなんだけど、この時代は また「学芸部」の仕事だったんですよ。つ まりふつうの楽曲扱いじゃないんです。
―完全に子供のものだった。
現に担当者もそういう人が来るので、勘弁してくれよっていう世界でした。これを突破するにはどうするかっていうのから始まってるから、僕の詞のあり方も、そこから逃げ出すために七転八倒してきたってことです。(キャラクターランドVol.2「『海のトリトン』オリジナルサウンドトラック発売記念企画 富野由悠季SPECIAL INTERVIEW)
さてはて。そんな想いを持つ富野監督の作品ではこれまで、色々な作曲家や歌手が参加してきました。もっとも富野監督は、「自分はキャスティングしていない」旨の発言を何回かしていますが…
参加してきた作曲家・歌手の中には、もちろんアニメ界の大御所もたくさんいます。
そして一方では、80年代に入ってから、例えば馬飼野康二さんだったり芹澤廣明さんだったり、いわゆる歌謡曲を手掛けている方も富野作品に参加しています(お2人は『ベルサイユのばら』『タッチ』など、アニソンのヒット曲もありますが)。
その後も千住明さん、鷺巣詩郎さんなどなどが富野作品の音楽を手掛けてきました。
また富野監督の映画で言うと、これまでTM NETWORKやGacktさんなんかが主題歌を歌っています。
ガンダムファン的には、なんと言っても森口博子さんなのですが……
今回ドリカムさんがキャスティングされた理由を富野監督は、妻の亜阿子さんに相談して決めた、とコメントしています。
それは事実でしょう。
しかしぼくには、ドリカムが持つメジャー性と無縁とは思えないのです。
もう「アニソンの価値を高める」時代ではないでしょう(と、少なくともアニメ好きのぼくは思っています)。
しかしドリカムが歌うことによって、G-レコは当然、ガンダムやアニメに興味がない層にも、劇場版『GのレコンギスタII「ベルリ 撃進」』の主題歌は届く、と。
『救命病棟24時』は見たことなくても、『朝がまた来る』『何度でも』は知っている、というようなね。
いやもちろん、ドリカムの曲をきっかけにして、多くの方が劇場版『Gのレコンギスタ』を見てもらえたら、ファンとしてはもっと嬉しいんですが…
ただ富野ファンの1人としては、かつて富野監督がアニメソングを「子ども向け」から脱皮させようと四苦八苦していて、現在アニソン周りの状況は変われど・その思いが今も息づいているから、今回の超メジャーであるドリカム起用に繋がったと考えているんですよね。
で。
ドリカムファンの皆様にも、『G』を聞く時に、富野監督はかつてそんな思いを持っていたんだ、と頭の片隅にでも置いていていただければ、味わいがいっそう深くなるかと思い。
余計な一文を書いた次第です。
「(起用は)失敗だったかな」の件
最後に1つだけ。
劇場版『GのレコンギスタII「ベルリ 撃進」』の初日舞台挨拶で、中村さんが登壇。
その際に中村さんは、富野監督から「(起用は)失敗だったかな」と言われたことを冗談まじりで話していたようです。
これに関し、ちょっと説明しておきたいと思います。
アニソンの話とは一見矛盾するようですが、富野監督は作品を作る際に、「子どもに向けて」ということを強く意識しています。
特に今回の『Gのレコンギスタ』では、その思いが顕著です。
この作品をヒントに様々なことを考えてほしい、大人になった時に「あ、G-レコのあれはこういうことだったのか」と気付いてほしい、との思いなのです
だからG-レコ関連のインタビューで富野監督は、「大人は見なくていいから、子どもに見せてほしい」と散々言っています。
ドリカムファンの皆様、考えてみてください。
吉田さんや中村さんが、「今度の新曲、あなたは聞かなくていいから、子どもに聞かせてください」なんてイカレたこと言いますか?
しかし「子どもに見せたい、見せたい」という思いだけが先走り、機会があるたびに「大人は見なくていいから、子どもに見せてほしい」と富野監督は言い続けるのです。
だからリンク先の記事にあるように、「若いファン層を取り込みたい」思いから、この発言につながったのだと思います。
劇場版Gのレコンギスタ テーマソング『G』特別サイト
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無料ブログのSSブログ(旧So-netブログ、ソネブロ)でもGoogleアドセンス通った話 [その他]
どうも。今回はアニメと無関係ですが…
このブログではアニメのキャプなどを使わなくても、画面がにぎやかになるようにAmazonアソシエイトを貼っています。「年に」2~3千円程度のAmazonポイントを貰っている。少な……
それと1年くらい前? に、手間賃くらいになればとseedAppを導入しました。記事の下に貼ってある、漫画アプリですね。手間賃も何も、好きでブログ書いているんだけれど…これは収入ゼロ。
ま、関連記事を書いてないからね。
マンガBANGやマンガUPに掲載されている漫画を紹介したら(なおこの漫画はマンガBANG・マンガUPで連載されていますよ!)、少しはクリックされるのかもしれないけれど…
いや、ぼくがホントにそれ書いたら、オマエラ「あ、コイツやりやがったな?」と思うでしょ?
それでGoogleアドセンス。前に1回、導入してみようかなと思ったんですけれど。
でもアレって、面倒くさいでしょ。何年か前に審査内容が変わって、独自ドメインが必要になったって言うし…
別に本格的なお小遣い欲しいわけではないので、独自ドメインとるほどじゃないし…
ちょっと調べると無料ブログは無理っぽい。Googleアドセンスで本気で稼ごうとしている方々はWordpress利用しているようだけれど、ぼくにはそんなガッツないしね。
ところがもうちょっと調べてみると、ぼくが使っているSo-netブログ(ソネブロ、現SSブログ)でもGoogleアドセンス通ったという方々を見かけまして。
え、本当に? それなら・どうせなら導入しておこう。
そこで申請することにしました。
ただ、その前に。ぼく一時期、ただただイタズラにAVのAmazonリンクを貼りまくっていた時代があったので(記事は普通にアニメや富野関連の記事)。
そこで、そのリンクは全部削除。場合によっては、記事自体削除。
それから大昔の意味のない愚痴だったり、数行の短い記事も削除。あとGoogleが厳しいかもしれないので、パチンコ関連の記事も削除。アルコール関連も厳しいと見かけたので、日本酒関連の記事も削除(そんなに数なかったけれど)。
で、Googleアドセンスに申請。
さっそく専用コードが送られてきたので、これを<head>タグと</head>タグの間に貼り付ける、と(本当の<head>タグだと認識されて表示されなくなるので、「<」「>」を大文字にしています。以下もそうしているので、コピペして利用しないでください)。
ぼくは全く知識がないので、<head>タグと</head>タグの間とは……と思い色々調べてみると、紹介しているサイトによって違うんですよね。
面倒くせーので、
デザイン
↓
レイアウト
↓
サイドコンテンツからカスタムペイン選択してサイドバーに置く
↓
開いて
<head>
自分のアドセンスコード
</head>
をコピペ
↓
名称は「スポンサードリンク」に変更
↓
設定を保存
↓
閉じて、さらにレイアウトページの「設定を保存する」を押す。
としておきました。
さらにもう1つ、
デザイン
↓
レイアウト
↓
「記事」をクリック
↓
「挿入テキスト」を展開
↓
挿入テキスト(下部)に
<head>
自分のアドセンスコード
</head>
をコピペ
↓
設定を保存
↓
閉じて、さらにレイアウトページの「設定を保存する」を押す。
もしておきました。
2か所に貼っときゃ大丈夫だろ、という素人考え。
さてさて。
これで、本当に無料ブログでも通るのか? いや「無料ブログだから」と弾かれるのはいいけれど、「内容のないコンテンツだから」と審査通らなかったらヘコむ…ヤケ酒だ……
2日後、メールが来ました。ネットで見たことある女性だ!
さて、そんなわけで無事審査を通ったわけですが…
自分のブログを確認したのですが、なぜか広告が配信されていません。
「ここに表示されるのだろう」(Googleアドセンスのページでも確認できる)というスペースは空いているのですが、そこに広告が表示されていない。
何故だ…面倒だ……
Googleからのメールで「反映されるまで1時間くらいかかるかも?」みたいな文章はあったけれど、1時間どころか1日たっても空白のまま。
またちょっと調べると、ソネブロもといSSブログならではの機能を発見した。
「ads.txtの設置」。
これだな……2018年12月から、「お客様自身でご契約されているAdSense広告等がSo-netブログ内で配信されなくなります」と明記されておる。
自分で設定が必要か。
設定
↓
ads.txt設定
↓
ページ下の「ads.txt設定」のところに、
google.com, 自分のGoogleアドセンスアカウントID, DIRECT, f08c47fec0942fa0
と記入
↓
「保存する」を押す
これで大丈夫なはず……確認しても広告表示されてないけれど。
ちなみにこのページには、
ads.txtについて、googleが認識するのに1週間程度かかる場合がございます。
その間、お客様で設定していただいた広告が表示されません。
と注意書きがある。
もうやることないので、待つしかない。
それで5日後かな、無事広告が表示されました。
なんだ、無料ブログでも導入できた……
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それでGoogleアドセンス。前に1回、導入してみようかなと思ったんですけれど。
でもアレって、面倒くさいでしょ。何年か前に審査内容が変わって、独自ドメインが必要になったって言うし…
別に本格的なお小遣い欲しいわけではないので、独自ドメインとるほどじゃないし…
ちょっと調べると無料ブログは無理っぽい。Googleアドセンスで本気で稼ごうとしている方々はWordpress利用しているようだけれど、ぼくにはそんなガッツないしね。
ところがもうちょっと調べてみると、ぼくが使っているSo-netブログ(ソネブロ、現SSブログ)でもGoogleアドセンス通ったという方々を見かけまして。
え、本当に? それなら・どうせなら導入しておこう。
そこで申請することにしました。
ただ、その前に。ぼく一時期、ただただイタズラにAVのAmazonリンクを貼りまくっていた時代があったので(記事は普通にアニメや富野関連の記事)。
そこで、そのリンクは全部削除。場合によっては、記事自体削除。
それから大昔の意味のない愚痴だったり、数行の短い記事も削除。あとGoogleが厳しいかもしれないので、パチンコ関連の記事も削除。アルコール関連も厳しいと見かけたので、日本酒関連の記事も削除(そんなに数なかったけれど)。
で、Googleアドセンスに申請。
さっそく専用コードが送られてきたので、これを<head>タグと</head>タグの間に貼り付ける、と(本当の<head>タグだと認識されて表示されなくなるので、「<」「>」を大文字にしています。以下もそうしているので、コピペして利用しないでください)。
ぼくは全く知識がないので、<head>タグと</head>タグの間とは……と思い色々調べてみると、紹介しているサイトによって違うんですよね。
面倒くせーので、
デザイン
↓
レイアウト
↓
サイドコンテンツからカスタムペイン選択してサイドバーに置く
↓
開いて
<head>
自分のアドセンスコード
</head>
をコピペ
↓
名称は「スポンサードリンク」に変更
↓
設定を保存
↓
閉じて、さらにレイアウトページの「設定を保存する」を押す。
としておきました。
さらにもう1つ、
デザイン
↓
レイアウト
↓
「記事」をクリック
↓
「挿入テキスト」を展開
↓
挿入テキスト(下部)に
<head>
自分のアドセンスコード
</head>
をコピペ
↓
設定を保存
↓
閉じて、さらにレイアウトページの「設定を保存する」を押す。
もしておきました。
2か所に貼っときゃ大丈夫だろ、という素人考え。
さてさて。
これで、本当に無料ブログでも通るのか? いや「無料ブログだから」と弾かれるのはいいけれど、「内容のないコンテンツだから」と審査通らなかったらヘコむ…ヤケ酒だ……
2日後、メールが来ました。ネットで見たことある女性だ!
さて、そんなわけで無事審査を通ったわけですが…
広告が表示されない
自分のブログを確認したのですが、なぜか広告が配信されていません。
「ここに表示されるのだろう」(Googleアドセンスのページでも確認できる)というスペースは空いているのですが、そこに広告が表示されていない。
何故だ…面倒だ……
Googleからのメールで「反映されるまで1時間くらいかかるかも?」みたいな文章はあったけれど、1時間どころか1日たっても空白のまま。
またちょっと調べると、ソネブロもといSSブログならではの機能を発見した。
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これだな……2018年12月から、「お客様自身でご契約されているAdSense広告等がSo-netブログ内で配信されなくなります」と明記されておる。
自分で設定が必要か。
設定
↓
ads.txt設定
↓
ページ下の「ads.txt設定」のところに、
google.com, 自分のGoogleアドセンスアカウントID, DIRECT, f08c47fec0942fa0
と記入
↓
「保存する」を押す
これで大丈夫なはず……確認しても広告表示されてないけれど。
ちなみにこのページには、
ads.txtについて、googleが認識するのに1週間程度かかる場合がございます。
その間、お客様で設定していただいた広告が表示されません。
と注意書きがある。
もうやることないので、待つしかない。
それで5日後かな、無事広告が表示されました。
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リスアニ「ガンダムシリーズ」音楽大全発売日決定と、『この世界の片隅に』の絵コンテなどがunlimitedで読める。 [アニメ周辺・時事]
どうも。さて、本日は軽い話題を。
前から情報は出ていた、
『リスアニ! Vol.40.1「ガンダムシリーズ」音楽大全 -Universal Century-』
『リスアニ! Vol.40.2「ガンダムシリーズ」音楽大全 -Other Centuries-』の発売日が3月26日に決定しました。
まあぼくは、『音楽大全 -Universal Century-』の方にしか興味がありませんが…
こちらの方では、富野監督と森口さんの対談も気になりますが、もっと気になるのは川添智久さんのインタビュー。
「富野監督が書いてきた『STAND UP TO THE VICTORY』の歌詞が子ども向けだったため、書き直した」と、遥か昔に読んだ記憶がある・川添さんのインタビュー。その記憶が事実なのか、ぼくの勝手に作り出した偽の記憶なのか……それが数十年ぶりに明らかになればなあ。
「いけいけガンダムみたいな歌詞だった」とおっしゃっていた記憶まであるんだけれど。
さらには。その前にアルバムを出していて、それにアニソンっぽい曲もあったので、オファーが来るよ・来るよと言ったらホントに来た、というエピソードも読んだ記憶があるのですが。
後年、調べてみたんですけれど、時期的に合うようなアルバムが見当たらないんですよね…
俺の偽記憶だったらどうしよう……(なんのために作り出された記憶なのか)
さて富野監督とは関係ないが、もう1つ書いておこう。
この前知ってちょっと驚いたのだが、
『「この世界の片隅に」 劇場アニメ原画集』
『この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック』
『この世界の片隅に 劇場アニメ絵コンテ集』
ってAmazonKindleunlimitedで読めるんだね。
どれもまあまあの値段するのに…。ついでにといっちゃなんだが、のんさんが呉に行っている本もラインナップにある。
アンリミテッド、ラインナップが随時入れ替わるので、いつまで読めるか分からんけれど。
ちなみにぼくは、とびとび・トータルで1年くらいKindleunlimitedを利用しているけれど、定価で利用したのって1か月しかないな……
しょっちゅう割引しているし。利用してから、アニメージュの「富野に訊け!!」も毎号読むようになった。
ま、Kindleunlimitedをすでに利用して、『この世界の片隅に』が好きな方への情報でした。
(しかし富野作品のコンテは、パッケージ商品の特典扱いにされているのに…『この世界の片隅に』はちゃんとコンテ集が発売されて…ブツブツ……)
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前から情報は出ていた、
『リスアニ! Vol.40.1「ガンダムシリーズ」音楽大全 -Universal Century-』
『リスアニ! Vol.40.2「ガンダムシリーズ」音楽大全 -Other Centuries-』の発売日が3月26日に決定しました。
まあぼくは、『音楽大全 -Universal Century-』の方にしか興味がありませんが…
こちらの方では、富野監督と森口さんの対談も気になりますが、もっと気になるのは川添智久さんのインタビュー。
「富野監督が書いてきた『STAND UP TO THE VICTORY』の歌詞が子ども向けだったため、書き直した」と、遥か昔に読んだ記憶がある・川添さんのインタビュー。その記憶が事実なのか、ぼくの勝手に作り出した偽の記憶なのか……それが数十年ぶりに明らかになればなあ。
「いけいけガンダムみたいな歌詞だった」とおっしゃっていた記憶まであるんだけれど。
さらには。その前にアルバムを出していて、それにアニソンっぽい曲もあったので、オファーが来るよ・来るよと言ったらホントに来た、というエピソードも読んだ記憶があるのですが。
後年、調べてみたんですけれど、時期的に合うようなアルバムが見当たらないんですよね…
俺の偽記憶だったらどうしよう……(なんのために作り出された記憶なのか)
リスアニ! Vol.40.1(M-ON! ANNEX 644号)「ガンダムシリーズ」音楽大全 -Universal Century-
- 出版社/メーカー: エムオン・エンタテインメント
- 発売日: 2020/03/26
- メディア: ムック
さて富野監督とは関係ないが、もう1つ書いておこう。
この前知ってちょっと驚いたのだが、
『「この世界の片隅に」 劇場アニメ原画集』
『この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック』
『この世界の片隅に 劇場アニメ絵コンテ集』
ってAmazonKindleunlimitedで読めるんだね。
どれもまあまあの値段するのに…。ついでにといっちゃなんだが、のんさんが呉に行っている本もラインナップにある。
アンリミテッド、ラインナップが随時入れ替わるので、いつまで読めるか分からんけれど。
ちなみにぼくは、とびとび・トータルで1年くらいKindleunlimitedを利用しているけれど、定価で利用したのって1か月しかないな……
しょっちゅう割引しているし。利用してから、アニメージュの「富野に訊け!!」も毎号読むようになった。
ま、Kindleunlimitedをすでに利用して、『この世界の片隅に』が好きな方への情報でした。
(しかし富野作品のコンテは、パッケージ商品の特典扱いにされているのに…『この世界の片隅に』はちゃんとコンテ集が発売されて…ブツブツ……)
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押井監督・小黒さん・上坂さんによる『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のコメンタリーを見て、例の定説は怪しいのでは? と。 [アニメ周辺・時事]
どうもどうも。えー、ひと時お付き合いのほどを。
録画しておいた、オーディオコメンタリー付き『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(シネフィルWOWOW放送)を見ました。
出演は押井監督、上坂すみれさん、小黒祐一郎さんの3人。
すみぺさんの「なんか長らくBlu-rayが出なかった幻のすごい面白い『うる星やつら』があるらしい」という・知ってか知らずかの先制ジャブから始まったコメンタリーは面白かったです。
内容の詳細は、視聴できた契約者のみの特権で書かないとして。
しかし出だしは良かった上坂さん、その後は不調目立ったなー。上坂さん好きなんだけれど(年は大きく違えど・誕生日が同じなだけで応援したくなる)。
「しのぶのパジャマは誰のものか」(これ、何回も見ているのに考えたことなかった…)といい、
「しのぶを見ている例の男」の正体といい、
陽炎の中を戦車同士がすれ違うシーンといい、
押井監督の言っていることを聞いてなかったり、少しピントのズレた反応だったり。
しのぶのパジャマに関しては、すみぺさんが「しのぶちゃんが来る時用にあったかもしれない」とか言うので、押井監督は「いやー……許嫁って設定が最初あったんだけどね」と答えてたな(笑)。
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のほかに、上坂さんと押井監督は同局で『空軍大戦略』『ミッドウェイ』のコメンタリーもしていて、それは普通に楽しめたのですが。この時は不調だったな。小黒さんいて良かった…
押井監督自身は、けっこうサービス満点に解説してくれた。
冒頭の戦車シーンでは、小黒さんが話を戻したけれど。
全編掘るところだらけの映画なのでね。
少なくともぼくは、正直戦車の話は別な機会に、と思ったので(笑)。
さて『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』好きなら、ラストについてある説を聞いたことがあると思います。
それは、本編では本来3階だった学校が(冒頭では2階)、4階になっていた。
夢から覚めたと思ったラストの世界でも、学校は3階のはずなのに・2階になっている。これは実は、まだ夢は続いているのだ…という解釈ですね。
ラストに夢邪気出てくるしね。まだ夢の世界をループしている……
解釈としては嫌いじゃないし、例え監督の意図とは違っても、その解釈は「アリ」だと思います。
そもそも感想や解釈って、「正解探し」じゃないしね。
で、その上で。この解釈の根拠の1つって、劇中でサクラによる「築60年。モルタル木造3階建ての時計塔校舎、いつから4階建てになったのかの」ですよね。
ところが今回のコメンタリーで、ここが白眉だとも言えるのですが。
小黒さんがこのシーンで、「サクラさんがもともと『木造モルタル3階建て』って言ってるのが間違いなんですね?」と念押ししてくれたんですよ。
でかい! これはでかい!
その質問に、押井監督は「もともと2階建てだったりするからさ」「(サクラは)一見冷静そうに見えるけれど、じつはやっぱり夢の中の登場人物として冷静な存在じゃないっていうかね」と答えています。
小黒さん、さらに「ふだん2階建てである校舎に対して、3階建てだっていっているのは夢の中に入っちゃっているからだ、という解釈でよろしいですね?」と念押ししています。
そこからは、TVシリーズでは適当で、2階になったり3階になったり、って話に(笑)。
ただこの会話で、少なくとも押井監督の中では、あのラストは現実に戻っているんじゃないのかな。2階が正解なんだからね。
そうなると、夢邪気が邪魔なんだけれど。
とにかく、(押井監督の中で)「2階が正解」と分かったのは大きかった。
さらに、今回のコメンタリーで、ラストについて押井監督は「シリーズ自体、この作品自体も終わらせようと思ってやった。だから鐘を鳴らした」(このコメントも小黒さんからの質問)とまで言っているのでね。
ただ今回のコメンタリーを踏まえると、作品を終らせようとしているのに、最後キスはさせないんだよね。ラムとあたるに。
押井監督は「キスさせたら(2人の関係は)終り」だと考えていて、だから「シリーズ自体、この作品自体も終わらせようと思った」のなら、最後キスさせりゃいいのに。「チューだけは避けた」。
ここらへん、もうちょっと説明してもらえれば…
校舎は2階に戻って正解。夢邪気は出てくる。キス=終りにはさせない。だからたぶん、俗に言う高橋留美子作品の「終りのない日常」に戻った、と考えるのが素直なのかな。そして完結を知らせる鐘がなった、と。
原作におけるラストシーン「今わの際に言ってやる」=終らないが、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』における「キスはしない2人」=終らない、なんじゃないかな。
某SF作家は、原作『うる星やつら』と『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の関係を、「軒を貸して母屋を取られる」と言ったけれど(笑)。
でも今回のコメンタリーを見てラストシーンを考えると、いや、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』って高橋留美子スピリットに沿っているなって気もしてきたよ。
今回のコメンタリー、これ見るためだけにシネフィルWOWOWと契約して良かった。
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録画しておいた、オーディオコメンタリー付き『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(シネフィルWOWOW放送)を見ました。
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [デジタルリマスター版] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2015/01/21
- メディア: Blu-ray
出演は押井監督、上坂すみれさん、小黒祐一郎さんの3人。
すみぺさんの「なんか長らくBlu-rayが出なかった幻のすごい面白い『うる星やつら』があるらしい」という・知ってか知らずかの先制ジャブから始まったコメンタリーは面白かったです。
内容の詳細は、視聴できた契約者のみの特権で書かないとして。
しかし出だしは良かった上坂さん、その後は不調目立ったなー。上坂さん好きなんだけれど(年は大きく違えど・誕生日が同じなだけで応援したくなる)。
「しのぶのパジャマは誰のものか」(これ、何回も見ているのに考えたことなかった…)といい、
「しのぶを見ている例の男」の正体といい、
陽炎の中を戦車同士がすれ違うシーンといい、
押井監督の言っていることを聞いてなかったり、少しピントのズレた反応だったり。
しのぶのパジャマに関しては、すみぺさんが「しのぶちゃんが来る時用にあったかもしれない」とか言うので、押井監督は「いやー……許嫁って設定が最初あったんだけどね」と答えてたな(笑)。
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のほかに、上坂さんと押井監督は同局で『空軍大戦略』『ミッドウェイ』のコメンタリーもしていて、それは普通に楽しめたのですが。この時は不調だったな。小黒さんいて良かった…
押井監督自身は、けっこうサービス満点に解説してくれた。
冒頭の戦車シーンでは、小黒さんが話を戻したけれど。
全編掘るところだらけの映画なのでね。
少なくともぼくは、正直戦車の話は別な機会に、と思ったので(笑)。
さて『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』好きなら、ラストについてある説を聞いたことがあると思います。
それは、本編では本来3階だった学校が(冒頭では2階)、4階になっていた。
夢から覚めたと思ったラストの世界でも、学校は3階のはずなのに・2階になっている。これは実は、まだ夢は続いているのだ…という解釈ですね。
ラストに夢邪気出てくるしね。まだ夢の世界をループしている……
解釈としては嫌いじゃないし、例え監督の意図とは違っても、その解釈は「アリ」だと思います。
そもそも感想や解釈って、「正解探し」じゃないしね。
で、その上で。この解釈の根拠の1つって、劇中でサクラによる「築60年。モルタル木造3階建ての時計塔校舎、いつから4階建てになったのかの」ですよね。
ところが今回のコメンタリーで、ここが白眉だとも言えるのですが。
小黒さんがこのシーンで、「サクラさんがもともと『木造モルタル3階建て』って言ってるのが間違いなんですね?」と念押ししてくれたんですよ。
でかい! これはでかい!
その質問に、押井監督は「もともと2階建てだったりするからさ」「(サクラは)一見冷静そうに見えるけれど、じつはやっぱり夢の中の登場人物として冷静な存在じゃないっていうかね」と答えています。
小黒さん、さらに「ふだん2階建てである校舎に対して、3階建てだっていっているのは夢の中に入っちゃっているからだ、という解釈でよろしいですね?」と念押ししています。
そこからは、TVシリーズでは適当で、2階になったり3階になったり、って話に(笑)。
ただこの会話で、少なくとも押井監督の中では、あのラストは現実に戻っているんじゃないのかな。2階が正解なんだからね。
そうなると、夢邪気が邪魔なんだけれど。
とにかく、(押井監督の中で)「2階が正解」と分かったのは大きかった。
さらに、今回のコメンタリーで、ラストについて押井監督は「シリーズ自体、この作品自体も終わらせようと思ってやった。だから鐘を鳴らした」(このコメントも小黒さんからの質問)とまで言っているのでね。
ただ今回のコメンタリーを踏まえると、作品を終らせようとしているのに、最後キスはさせないんだよね。ラムとあたるに。
押井監督は「キスさせたら(2人の関係は)終り」だと考えていて、だから「シリーズ自体、この作品自体も終わらせようと思った」のなら、最後キスさせりゃいいのに。「チューだけは避けた」。
ここらへん、もうちょっと説明してもらえれば…
校舎は2階に戻って正解。夢邪気は出てくる。キス=終りにはさせない。だからたぶん、俗に言う高橋留美子作品の「終りのない日常」に戻った、と考えるのが素直なのかな。そして完結を知らせる鐘がなった、と。
原作におけるラストシーン「今わの際に言ってやる」=終らないが、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』における「キスはしない2人」=終らない、なんじゃないかな。
某SF作家は、原作『うる星やつら』と『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の関係を、「軒を貸して母屋を取られる」と言ったけれど(笑)。
でも今回のコメンタリーを見てラストシーンを考えると、いや、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』って高橋留美子スピリットに沿っているなって気もしてきたよ。
今回のコメンタリー、これ見るためだけにシネフィルWOWOWと契約して良かった。
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