ドリカムが歌う『G』の歌詞にちなんで…富野監督が言及する『シェイクスピア』 [富野監督関係]
さてさて。今回もひと時、お付き合いのほどを。
クイズゲームで「シェイクスピアの4大悲劇といえば…」が出るとぼくは。
「『ロミオとジュリエット』は入っていない、入っていない」で思考がストップ・3作品目の1文字目が出たら押してやろうという気ばかり焦って思い出せずに誤答する。
1冊も読んだことないからな…
さて、ラジオ番組「DREAMS COME TRUE 中村正人のENERGY for ALL.」の放送100回目のゲストが、富野監督でした。
リンクしておいた公式HPでも、内容が少し紹介されていますが、こちらのサイトが文字起こししてくれています。
さてこの中で、富野監督は劇場版『Gのレコンギスタ II「ベルリ 撃進」』の主題歌『G』について。
作詞の吉田美和さんが、歌詞の中に「Shakespeare=シェイクスピア」のひと言を入れたことを絶賛しております。
いわく、「その一言があるお陰で、G-レコの物語が3千年とか4千年の時間を乗り越える」と。
ゼロが1個多い気もするけれど…
『G』では歌詞の解釈をリスナー自身に任せるため、あえて和訳文にしていない箇所があります。その中に、「シェイクスピア」のひと言も出てくるんですね。
富野作品を語る時に、シェイクスピアの名前を出した人は、どなたか著名な方でもいたと思うけれど…ぼくの記憶違いかな。氷川さんとか岡田さんとか。
一般の愛好者では、ブロガーさんまわりも含めて相当数いると思う。
それに当然といえば当然? なのですが、富野監督の口からも、インタビューや対談で何回か「シェイクスピア」という言葉が出てきています。
まず、タレントの市川紗椰さんとの対談。
市川さんが好きな『ダンバイン』の話をしているのですが、その中で富野監督は「シェイクスピアになりたかった」と言っています。
あ、この中で市川さんが「富野さんの作品も、説明的じゃなかったりする部分は、シェイクスピアと似ている」と指摘しているな。これかな?
また昔連載していたコラムでは、実名こそ出していないものの、酒鬼薔薇聖斗がシェイクスピア劇を見ていたら、あの犯罪を犯さなかったのではないか、と書いています。正確に言うと、この時の劇はシェイクスピアではなく、それをアレンジした演劇集団「円」の『WELL』でした(ちなみにぼくは、この意見には賛同しかねますが)。
ちなみにこのコラムの別回では、いわゆる「無限の猿定理」にも触れています。
また1999年のキネマ旬報誌上でのシド・ミードとの対談では、『ゴジラ』(たぶん初代)もシェイクスピア劇を撮るのと同じような気分で撮ってもらわないと困る、とも言っています。
富野監督は『ゴジラ』の悪口、けっこうあちこちで言っている印象あるな…
これらのことから分かるように、富野監督はシェイクスピアをすごく高いところに置いているようなので、自作の主題歌に「シェイクスピア」と出てきたら、そりゃ気合入るよね。
最近のドリカム中村さんとの対談でも、中村さんからシェイクスピアとの共通点、とか言われて嬉しかったかな。
もっとも中村さんのブログ読むと、この対談の前まで、富野監督すごく怒っていたらしいけれど(笑)。
蛇足。
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「『ロミオとジュリエット』は入っていない、入っていない」で思考がストップ・3作品目の1文字目が出たら押してやろうという気ばかり焦って思い出せずに誤答する。
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さてこの中で、富野監督は劇場版『Gのレコンギスタ II「ベルリ 撃進」』の主題歌『G』について。
作詞の吉田美和さんが、歌詞の中に「Shakespeare=シェイクスピア」のひと言を入れたことを絶賛しております。
いわく、「その一言があるお陰で、G-レコの物語が3千年とか4千年の時間を乗り越える」と。
ゼロが1個多い気もするけれど…
『G』では歌詞の解釈をリスナー自身に任せるため、あえて和訳文にしていない箇所があります。その中に、「シェイクスピア」のひと言も出てくるんですね。
富野作品を語る時に、シェイクスピアの名前を出した人は、どなたか著名な方でもいたと思うけれど…ぼくの記憶違いかな。氷川さんとか岡田さんとか。
一般の愛好者では、ブロガーさんまわりも含めて相当数いると思う。
それに当然といえば当然? なのですが、富野監督の口からも、インタビューや対談で何回か「シェイクスピア」という言葉が出てきています。
まず、タレントの市川紗椰さんとの対談。
市川さんが好きな『ダンバイン』の話をしているのですが、その中で富野監督は「シェイクスピアになりたかった」と言っています。
あ、この中で市川さんが「富野さんの作品も、説明的じゃなかったりする部分は、シェイクスピアと似ている」と指摘しているな。これかな?
また昔連載していたコラムでは、実名こそ出していないものの、酒鬼薔薇聖斗がシェイクスピア劇を見ていたら、あの犯罪を犯さなかったのではないか、と書いています。正確に言うと、この時の劇はシェイクスピアではなく、それをアレンジした演劇集団「円」の『WELL』でした(ちなみにぼくは、この意見には賛同しかねますが)。
ちなみにこのコラムの別回では、いわゆる「無限の猿定理」にも触れています。
また1999年のキネマ旬報誌上でのシド・ミードとの対談では、『ゴジラ』(たぶん初代)もシェイクスピア劇を撮るのと同じような気分で撮ってもらわないと困る、とも言っています。
富野監督は『ゴジラ』の悪口、けっこうあちこちで言っている印象あるな…
これらのことから分かるように、富野監督はシェイクスピアをすごく高いところに置いているようなので、自作の主題歌に「シェイクスピア」と出てきたら、そりゃ気合入るよね。
最近のドリカム中村さんとの対談でも、中村さんからシェイクスピアとの共通点、とか言われて嬉しかったかな。
もっとも中村さんのブログ読むと、この対談の前まで、富野監督すごく怒っていたらしいけれど(笑)。
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