富野監督に「オトナの趣味」と言われて却下された、湖川さんのビルバイン初期デザイン [富野監督関係]
どうも。今回もサッとお通りのほどを。
今日…日付変わっているから昨日か、「アキバ総研」さんに『名作アニメ「聖戦士ダンバイン」スペシャルトークショーレポート! 二大アニメクリエイター・湖川友謙&出渕裕が濃厚トーク』という記事が掲載されていました。
この記事の中で、ビルバインのメカデザインも湖川さんが手がけたが、最初に出した案が富野監督から「オトナの趣味」と言われて却下されたことが紹介されています。
詳細は記事を読んでいただくとして、この「却下されたデザインのビルバイン」は、ぼくの知っている限り2冊で見ることができます。
1つ目は、ダンバインの『ロマンアルバムエクストラ』に掲載されていたはずです。
掲載されていた「はず」と曖昧なのは、ぼくが何度目かの引っ越しの際に紛失してしまったようなので…
「スーパーロボット大戦Wiki」のビルバインのページには湖川さんによるラフ稿段階のビルバインについて記述があって、
「機体の腹部が蛇腹状になっている」「ダンバイン強化タイプ、ダンバード、オーラバードという仮称が与えられていた」などの記述がありますが、ソースはおそらくロマンアルバムエクストラだと思われます。
たしか背中のオーラキャノンは無かったはずです。
この「没案」は湖川さんも思うところがあったようで、『聖戦士ダンバイン ノスタルジア』の中で、
「ビルバインは当初デザインしたものから大幅に変更されたオーラバトラーですね。僕のデザイン案はボツになってしまったので、この本のカバーイラストに登場させてみました」
の一文があります(144P)。
これが「却下されたデザインのビルバイン」を見られる2冊目です。『聖戦士ダンバイン ノスタルジア』の表紙。
聖戦士ダンバインノスタルジア―Do you remember the tale of Byston Well?
- 作者:
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2000/10
- メディア: 大型本
アマゾンのこの画像は、ボックス部分なので分かりませんが…
表紙にはダンバインとチャムの後ろに、大きく「企画案バージョンのビルバイン」が描かれています。
表と裏の表紙で1枚になっている…分かりづらい言葉ですまん、もういいや。表1と表4が繋がって1つのイラストになっているタイプです。
色も含めて、詳細はよく分からない構図・意匠で描かれているので、どのようなメカなのか細かい把握はできませんが…
ビルバインは世界観がちょっと違うので、賛否両論あるABだと思います。ぼくは好きです。劇中での「見せ方」重視。
スパロボをプレーしていた遥か昔には、作品への思い入れと・性能の良さで好んで使っていたし。当たる・避ける・クリティカルの3拍子。
今回紹介した以外にも、初期デザインのビルバインが掲載されている雑誌などあれば、情報寄せていただければ当記事に追加しておきます。
コメント 0