ダンバイン総音楽集発売に関連して2・3の事柄 [富野監督関係]
さて、このブログを読んでくださっている多くの方はすでに御承知でしょうが、「聖戦士ダンバイン総音楽集」が発売されます。
BGM集のⅠ~Ⅲに、初CD化となる管弦楽組曲「イン・バイストン・ウェル」、それにOVA『New Story of Aura Battler Dunbine』の「PALLADIUM」を収録した4枚組。
公開されているジャケはBGM集Ⅰのものですが、今回発売されるものはそのままなんですかね?
ヤフオクはともかく、アマゾンでは中古でバカみたいな値段がついていたので、この発売は良いことです。
ダンバインの音楽というと、ぼくはやはり真っ先に「とぶ」が思い浮かびますが、BGMの中では「聖戦士たち」が一番印象深いです。音楽を担当しているのは坪能克裕さん。
ちなみにぼくの手持ちのダンバイン関連の書籍、『聖戦士ダンバイン大全』はともかく『聖戦士ダンバインノスタルジア』にも、坪能さんのコメントは掲載されていません。何かあるのかな。
シーラ様が表紙のムックも持っていたはずだけれど、どこへ行った…見当たらん。(コメント欄から情報いただきました。このムックには坪能さんの言葉が載っているそうです)
坪能さんのHPを見ると、専門は現代音楽。
管弦楽から電子音楽、合唱まで作曲のジャンルは多岐に渡っているようです。
ぼくは門外漢なので分かりませんが、合唱ではこの曲などを作っていらっしゃるようです。
さて、ぼくにはダンバイン系の書籍でそのインタビューを見付けられなかった坪能さんですが(強者頼むー)、ご自身のブログで先月頭に、今回の総音楽集が発売することを書かれていました。
短めの文章ですが、「10日で約70曲を書いた」「作曲家・坪能克裕の原点」など大変興味深いことが書かれています。
ダンバインファンの方も是非読まれてはいかがでしょう。
しかし、10日で70曲って…全てのスケジュールがキツキツだったのかなあ。
当時は当たり前だと思っていたけれど、やっぱり1年間スパンの新作を毎年作っていたって、異常なペースだったんだろうね。
そして今回のCDには、『New Story of Aura Battler Dunbine』の音楽も収録されると。
この作品ですぐ思い浮かべるのは「オーラバトラーがハーモニー処理、動かない」であり…

これには収録されてないよね?(未読)
あと思い出せることと言えば、「ポロポーズの花の効果すげえ!」と「ショットって案外・純愛だったんだな」ってことくらいで。あと、監督は滝沢さんだったな、と。
あー。話題逸れるけれど。
ぼく、基本的にダンバインの話になると「サーバイン強かった」とか「ハイパーオーラ斬りが」とかすぐ言いだす人とは、ちょっとウマがあいませんから、たぶん。そんな技アニメにないわ(原理主義)。
で、記憶があまりに無いので『New Story of Aura Battler Dunbine』のWIKI見たら、主題歌は辛島美登里さんなのね。
ある程度の世代の方には、「ああ」って分かる方だろうけれど。
そこで辛島さんのHPに行くと、「1989年アーティストデビュー」とある。
おや。
『New Story of Aura Battler DUNBINE』の発表は1988年。主題歌(しかも2曲)の作詞作曲・歌を担当されているけれど、それはまあナシってことで、という例のヤーツですか。
アルバイト的感覚でやったお仕事なので、アーティストデビューは『ロゼ』です
的なやつですか。
ま、いいけどさ。アニメファンはこういうの、慣れっこだからねー。
でも作品ファンとしてはやっぱり、一切語らないより・自身のブログで「原点」とまでおっしゃっていただく方が嬉しいですよね。
初めてこちらにコメントさせていただきます。坪能氏のコメントは「ロマンアルバム・エクストラ 聖戦士ダンバイン」(シーラ様が表紙のムック)にて確認できました。インタビューというより寄せ書きレベルのものですが、バイストンウェルの世界観の印象とアニメ音楽への意見の要望が簡潔に載せられています。見つかるとよいですね。
by 亜手 (2015-08-27 18:40)
情報ありがとうございます。コメント初めての感じがしませんが(笑)。
ロマンアルバムにありましたか。本文に追加しておきます。
あの本、どこへいったのか…
by 坂井哲也 (2015-08-28 11:48)