ウルトラセブン 幻の12話を見る [アニメ周辺・時事]
「ShowTime」で現在、J9シリーズが各5話まで無料で見れますな。
Gyaoでは『バクシンガー』を配信中だけど、やっぱりShowTime の方がCM入ってないし、アイキャッチもカットされてないし、何より画面フルサイズで見れるのが嬉しい。
さて、本題。
俺は本や映画が好きだし、何より使いっ走りとは言えライターの仕事をしているので、ホームページを運営していた時もこうやってブログを書いている時にも、著作権には気をつけている。
アニメや漫画の画像を無断使用しているサイトには嫌悪感を持つし、ブックオフなどの「新古書店」も利用しない。当サイトにアフィリエイト広告を載せているのは、金が目的ではなく(実際売り上げなんてねーし)、合法的にアニメ・漫画関連商品の画像を載せられるからである。
しかし、そんなポリシーを持っていてもやはり、利用してしまうことがある。
YouTube。
例えばロボット大戦シリーズで初めて存在を知った『忍者戦士飛影』のOPを見てみたいと思ってもビデオはないし、まさかOPを見るためだけにDVD-BOXを買うほど金持ちでもなく。
そんな時にYouTubeに行ってしまうのである。見てしまうのである。
そして、公的なビデオグラムでは見ることができない作品。
様々な理由で「幻の作品」になったもの。
有名な放送禁止作品、ウルトラセブンの第12話「遊星より愛を込めて」をYouTubeで見た。
有名だから説明いらんと思うけど、同作品は原爆被害者を想起させる怪獣デザインと、後の子ども向け雑誌で「ひばく星人」と紹介されたことが、放送禁止になった理由である。その後のDVDやビデオにも未収録。
被爆者団体から抗議が寄せられ、新聞にも取り上げられた。ちなみにその時の見出しで、ウルトラセブンは「怪獣マンガ」と書かれていた。
時代を感じますな。
ちなみに本編では「スペル星人」と言われるだけで、ひばく星人という呼称は出てきません。
さて、「傑作」とも「駄作」とも言われていた本作だが、実際に見た感想は、なんか演出に圧倒された。
後頭部が画面のど真ん中に映ったまま会議が進む奇抜なアングル、スペル星人同士で企みを話しているシーンでずっと流れている鼓動音などなど、トリッキーというかクールというかスタイリッシュというか、そんな演出が続いて面白く見れる。
ただこれって子ども向け? という疑問は脳裏に渦巻く。
ストーリーの方は、ちょっと唐突な展開ではあるけれども、普通に楽しめる。
ただし前述したように、話より演出そのもので見せる。
「幻」という纏がなければ、それほど高値で取引される話ではないと思うが、私のこの意見には、多くの人が賛同していただけるのではないだろうか。
しかし、昔のウルトラマンとか仮面ライダーのシリーズって、大人になった今見ても面白いな。
つくづく感じる。
希望は過去にしかない。
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